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30代で未経験の仕事に転職するには?時間をかけずに転職を成功させる方法

 2018/01/10 30代の転職   2,420 Views

30代だからと言って未経験の仕事へ転職できないということはありません。

では、何を意識すれば30代でも未経験の仕事に転職することができるのでしょうか。

この記事では30代が未経験の仕事へ転職するために覚えておきたいこと、時間をかけず効率良く転職活動を進めるコツなどをご紹介します。

30代は未経験の職場に挑戦する最後のチャンス

30代からの転職は、未経験の職場を選択する最後のチャンスと言えます。特に、正社員への転職を希望する場合は、年齢の条件を軽視すべきではありません。

30代前半ならば、まったく新しい職種へ転職することも可能です。しかし、無条件で転職できるわけではありません。

転職するには事前準備が必要

そのためには、事前の準備が必要です。新しい職種を選ぶ場合は、その職種に関する知識を得ておくことが必要です。自己prでは、今までの経験と共に、新たな職場で貢献できることをアピールするのが、転職を成功させる決め手です。

30代後半の年齢になると、まったく経験の無い仕事への転職は難しくなります。

しかし、経験した業種や職種から選ぶことや、ITやインターネットの業界などの、新しい産業分野への転職は可能性が残ります。

転職をするにはメリットとデメリットを分析し、自分に有利な方法を選択する必要があります。

転職は今の職場から去り、新たな職場へ移ることです。転職のためには新たな職場のことだけを考えるのではなく、去る職場への配慮も求められます。

転職は今の職場をやめてからではなく、在職中から活動することが求められます。そのためには、転職先が決まってから、今の職場に辞表を出す日程が望まれます。

スムーズに転職するなら時間管理を怠らないこと

そのためには、在職中からの時間管理が大切です。今の仕事を手抜き無くしっかりとこなし、かつ、転職先を探すには時間を効果的に使うことが求められます。

働きながらの転職活動は、時に無理を伴います。今の仕事が中途半端な状態となり、又は、あらたな職場探しに集中できない状態となることは避けるべきです。

今の仕事を疎かにすると、円満な退職が難しくなることもあります。転職先ではこれまでの実績も評価されます。

前の会社でもめごとを起こした人間はなにかと敬遠されます。転職先を探す時間がつくれないと、誤ったところを選んでしまうことになりかねません。

せっかく苦労して転職しても、自分にあっていないところであれば、意味がありません。

時間管理を徹底し、やるべきことをしっかりやることが求められます。30代以降で助けになるのが転職エージェントです。

時間の限られる中で効率的に職探しをするには、プロの助けが必要です。30代からの転職は、自分ひとりでできるものではありません。家族を含めた周囲の人の理解と協力が欠かせません。

そのための配慮は転職活動の継続と成功のために必要です。転職先が見つかる前に、退職を余儀なくされる場合もあります。収入が途絶えることになるので、一定の蓄えが必要です。

失業保険の受給など、収入を得る手立てを講じることは、活動期間が長くなるほど必要です。一定の資格や経験が必要な場合は、職業訓練所などの利用が勧められます。

また、実務をこなしながら仕事を覚える方法もあります。

30代で未経験の仕事に転職するメリット・デメリットを知ろう

転職は若いほど有利で、高齢になるほど不利なのが一般的な傾向です。しかし、30代の転職はそれ以上の年齢での転職とは異なる点があります。

40代になると未経験の仕事への転職は難しくなるのに対して、30代までは未経験の仕事に転職できる可能性が残っています。

また、同じ30代でも、前半と後半では転職の難しさが異なります。30代前半までは比較的転職がしやすいのに対して、後半になると、難易度が増します。

そのため、30代は本気で転職を考えることのできる大事な時期となります。30代で未経験の仕事に転職することには、メリットとデメリットがあります。

30代で未経験の仕事に転職するメリット

メリットは、自分に合った仕事に就ける可能性です。今までの仕事が自分に合った仕事ではない場合は、最適な仕事に就くことができるのは大きな魅力です。

新卒での就職では、選んだ仕事が自分に合っているかどうかを的確に判断することはできません。

その仕事が自分に合っているかどうかは、働いて見なければわからない部分もあります。30代になるまで働いてみて、本当に合っていないと感じる仕事は、自分に適さない可能性があります。

また、どんな仕事が自分に向いているかも、それまでの人生経験から判断できるようになります。

30代は、その後の職業人生の方向性を決める上で、適した年代と言えます。新卒時に選んだ業界の見通しが暗いことが明らかになる場合もあります。

社会の変化は激しく、新卒時とは産業の構造が大きく変化している場合があります。職業人生が半分以上残っている時点で、これから伸びる業界への転職を考えるのは自然なことです。

30代は、これから伸びそうな新たな業界へ転職するのに適した年代です。職種によって差があるものの、30代になることには、職業人としての一定の能力が身についているはずです。

社会人としての基礎知識はもちろんのこと、一定のスキルや交渉力、マネジメント能力を身につけていれば、そのことがアピールポイントとなります。

中途採用では即戦力が必要な企業としても、社会人として一定のスキルを身につけている人間は評価するはずです。

30代で未経験の仕事に転職するデメリット

30代の転職はデメリットもあります。

体力面や新しいことの吸収力は、20代に比べて劣ります。社風が個性的な企業では、その社風に合わせるのが難しい場合もあります。

30代の転職は、年齢的なものがデメリットの多くを占めます。人間には働ける時間に限りがあります。一つの職業に習熟するのに一定の時間はかかるので、何回も職業を変えるわけにはいきません。

40代以降では、新たな職業のスキルを身につけるのは難しくなりますが、30代でも20代の頃のように比較的簡単に職業のスキルが身につくわけではありません。

30代の転職においては、メリットとデメリットを比較して行動に移すことが望まれます。

30代前半と後半の転職活動は違う

30代でも、前半と後半では転職事情が異なります。企業によっては中途採用をする場合に、35歳までの年齢制限を掲げるところもあります。

社会の高齢化と共に年齢制限は引き上げられる傾向にあるものの、35歳までとそれ以上では転職事情が異なることを認識しておく必要があります。

異なる業種や職種に行くなら30代までに行っておく

同業種で同職種間の移動は40代以降であっても可能です。

しかし、業種や職種が異なる場合は、移動が難しくなります。業界にはそれぞれ異なった仕事のやり方が有り、それを覚えるには一定の時間や、頭の柔軟性、それに最低限の経験が必要です。それらを身につけるためには、一般に40代からでは遅すぎます。

そのため、異なった業種や職種への移動は、30代までに行っておく必要があります。

年齢制限がボーダレス化している現代日本においても、業種や職種をことにするのはハードルが高いことは認識しなければなりません。

同じ30代でも、前半と後半では転職において違いが出る理由は複雑です。日本の企業の多くは独自の社風を築いています。その社風に馴染むには一定の期間が必要です。

さらに、他の企業で働いていた人間は、その会社の社風が染み付いているために、新たな会社の社風にはなじみ難い面もあります。

年齢が高くなると転職できるのは同業種・同職種に限られる

また、年齢に応じて待遇に差をつけない企業が多いのも理由として挙がられます。

待遇を同じにするには、同じ程度の仕事をこなしてもらわなければならないにも関わらず、それに叶う人材が30代の後半では得られ難いのが実情です。

年齢が高くなっても転職が可能なのは、同業種で同職種に限られます。ところで、日本の産業ではインターネットやITに関わる業務が増えてきました。

インターネットやITに関わる業務は業種に関わらず必要となるので、企業はその人材を確保する必要に迫られています。

この場合、社風に合うことや待遇面にこだわっていたのでは、必要な人材の確保は難しくなります。

企業はその分野において、従来の慣例に拠らない採用を行っているのも事実です。企業も新たな採用方法を確立し、人材を確保しないと、競争に取り残されてしまいます。

インターネットやITに関わる業務など一定の職種に関しては、年齢制限をかけない企業も増えています。

同じ30代でもギャップが生じる可能性がある

30代は個人の生活面でも変化が見られる年代です。30代の前半では未婚者も多いのに対して、30代の後半以上の年代では既婚者が多くなります。

既婚者は年収にこだわる必要がありますが、そのことで企業の提示する待遇との間にギャップが生じ、転職を困難にしている面もあります。

それらの複雑な理由が絡み合い、30代は前半と後半で、転職活動が異な状況が生まれます。

転職が困難と考えられる年代に入っても、諦める必要はありません。転職エージェントなどの活用により、必要とされる人材は転職の可能性が残ります。

転職活動が長期化する可能性大

30代以降は転職活動が長期化する可能性が大きくなります。それはいったいなぜなのでしょうか。

30代以降の転職活動が長期化する理由

求人数の減少に加え、求人側、求職側の双方が慎重になることも原因です。転職活動が長期化する場合は、転職前に準備期間を設けることが必要です。

それは、転職前の職場に在職中からが望ましく、仕事をしながら転職活動もすることが求められます。転職活動が長期化するということは、収入がない期間も長期化することを意味します。

転職前には一定の蓄えも必要です。その額は個人の事情により異なります。独身者と妻帯者では生活に必要なお金が違うので、それぞれの事情により貯めておく金額を決める必要があります。

資格は在職中に取得するのがおすすめ

転職を円滑に進めるためには、在職中から転職活動を進める必要があります。一定の技術の習得が必要な場合でも、可能な範囲で在職中に準備するのが上手なやり方です。在職中の転職活動は時間管理が大切です。

今の仕事も十分にこなし、さらに転職活動を行うためには、時間を上手に使う必要があります。在職中は今の仕事を手を抜かずに行うことが大切です。

仕事に穴を開けてしまうと、円満な退社ができないこともあります。トラブルを引き起こしての退社は転職活動にも影響します。

トラブルを起こす人間はどこへ行ってもトラブルを起こすと思われ、転職が難しくなる場合もあります。今の仕事に穴を開けないと同時に転職活動も抜かりなく行なうのが転職を成功させる秘訣です。

転職において資格が必要な場合は、在職中に取得しておくことが望まれます。

多くの資格は独学で学習が可能です。資格の取得を目指すことで、転職への情熱を保つこともできます。場合によっては、在職中に転職先が決まらないことがあります。

その場合は、早期に転職先を決める必要があります。ブランクの期間が長い場合はそのことが転職に不利に働きます。

30代の転職では空白期間を作らない方が良い

転職では履歴に空白期間をつくらないことが大切です。一定の職業訓練が必要な場合は、職業訓練所などを利用して、技術の習得と職場経験を積む必要があります。

職業訓練の期間中は履歴の空白とはならないので、落ち着いて訓練に励むことができます。退職後の仕事探しでは、就職エージェントを利用するなど、情報収集を行う必要があります。

転職で重要となるのは情報です。転職活動の期間中は、最優先情報の取得に努めなければなりません。失業期間が長引く場合は、失業手当の利用などにより、資金の確保をすることが大切です。

転職活動が長くなるようなら家族からの協力も必要

転職活動が長期化する場合は、家族の協力を得ることも必要です。

失業期間中はとかく孤独になりがちです。家族の協力により、転職へのモチベーションを維持することが、成功への近道です。

新たな就職先が決まらない間は、モチベーションが低くなることもあります。長い人生の中では僅かな期間と考え、楽しく生活する余裕も必要です。

30代未経験の仕事への転職を成功させるには?

30代で未経験の仕事への転職を成功させるためには、何を心掛けるのが良いのでしょうか。

転職サイトを活用すると転職を成功させやすい

今の日本で転職を成功させるには、転職サイトと転職エージェントの活用が効果的です。

30代で未経験の仕事への転職を希望している場合は、その両方を併用することがおすすめです。20代での転職は自分のペースで進めることができます。

求職者に対して求人数が多い売り手市場のため、自分のペースでの転職活動が可能です。転職サイトは自分のペースで転職活動を進めるには、適したツールです。

しかし、30代になってからは求人数の減少と共に転職の難易度も上がるので、自分のペースで進めることが困難です。その時役に立つのが転職エージェントです。

転職エージェントは転職のプロ集団なので、簡単ではない30代以降の転職を成功に導いてくれます。

転職を成功させるために必要な心構えは、自分を見つめ直すことです。何のために今の職場を退職し、これからどんな仕事をしたのかを、明確にすることが大切です。

譲らない条件を決めて転職先を見つける

今の職場への不満だけでは、転職をするのに十分な理由とはなりません。新たな職場にかける期待が正当でないと、転職は成功しません。30代の転職では妥協しないことも大切です。

求める条件を簡単に放棄せず、こだわりを持つことが必要です。

しかし、30代になったら、転職での失敗は許されません。転職後も長く働き続けるためには譲らない条件を決め、その条件に適した転職先を探すことが大切です。

転職では業種を選ぶことも重要で、ITやインターネット業界のように、急激な需要の拡大により慢性的に人材が足りない業界が狙い目です。

そのような業界の中で自分に適した職種を探すことで、転職の可能性が広がります。ITやインターネット業界では、一定のスキルが求められます。

そのスキルをどこで身につけるかは問題です。一般的には、職業訓練所や専門学校などでスキルの取得は可能です。

しかし、そこで身に付くスキルは、実務の現場で通用するレベルではありません。現場で通用するレベルのスキルは、実際に働くことでしか身につきません。

何もスキルがない状態でも、仕事の経験と情熱があれば、転職に成功することがあります。

転職エージェントには様々な種類の求人の情報が集まり、その情報の中にはスキルが無くても希望する職種への転職が可能な情報も含んでいます。他人が狙わない隙を狙うのも、転職を成功させるコツです。

転職するタイミングを逃さないようにしよう

30代の前半であれば、やったことの無い業種や職種への転換が可能です。30代の後半でも、一定の制約の元での転職は可能です。

今後は年齢による制限は、より緩和される方向です。

その場合でも、転職する場合は時期を逃さないことが重要です。理想を追い求めることも必要ですが、現実的な状況判断と、時機を逸しない判断が必要です。その手助けになるのが転職エージェントです。

転職エージェントの上手な利用法

転職エージェントの力を100%活用するなら、ちょっとしたコツを覚える必要があります。

そのコツをしっかり覚え、より効率良く転職活動を成功させるようにしましょう。

カウンセリングで必要な情報を全て伝える

転職エージェントではまず始めに転職者へのカウンセリングが行われます。

カウンセリングで得た情報から転職者が求めている業種や条件を知り、それをもとに転職者に最適な求人を紹介します。

ただカウンセリングでの情報が足りないと、エージェントも最適な求人を選ぶことができないため、最初から転職活動につまづいてしまいます。

そうならないためにも、カウンセリングでは転職エージェントに聞かれたことは全て詳しく答え、最適な求人が1回で見つかるようにしてください、

エージェントとの連携を意識する

転職エージェントとの連携を意識すれば、転職に成功する期間も短くなります。

では、エージェントとの連携とはどのようなことなのでしょうか。

先述したカウンセリングでの詳しい情報伝達も連携の1つですし、あと挙げられるのがエージェントとのメールのやりとりです。

エージェントからのメールの返信が遅くなってしまうと、エージェントが他に担当している転職者のほうを優先するようになり、転職活動が遅れてしまいます。

このようにエージェントと上手に連携しないと、転職活動はスムーズに進められないので、エージェントが居るということも忘れないようにしながら転職活動を進めていきましょう。

アピールポイントでは嘘をつかない

転職活動では自分が持っているスキルや知識をアピールし、面接官を納得させることで採用率を高めることができます。

しかし、そのアピールポイントで嘘をついてしまうと、その嘘がバレることで採用が絶望的になってしまいます。

面接官は履歴書や面接で気になるポイント、アピールされたポイントに対して必ず質問をしてきます。

アピールポイントで嘘をついていると、その質問に対してすぐに解答することができず、面接官に嘘であることが伝わってしまいます。

このように転職活動中の嘘は確実にバレるため、どんなネガティブなことも正直に話すようにしてください。

まとめ

30代からでも未経験の仕事に転職することは十分に可能です。年齢が年齢だからと諦める必要は全くありません。

ただ20代と比べて未経験の仕事に転職するには難易度が高いため、メリットデメリットや30代前半後半の違い、転職活動が長期化する可能性が高い故に覚えておきたいポイントを忘れないようにしましょう。

加えて30代から未経験の仕事へ素早く転職するのなら、転職エージェントを活用したり、譲れない条件を設定する、エージェントの連携や嘘をつかないといったことも肝に銘じるようにしてください。

効率良く転職活動を進め、自分が本当に働きたい理想の仕事への転職を目指しましょう。

 

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