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順天堂大学医学部付属順天堂医院の看護師転職の評判は?

 2018/08/10 東京の看護師転職   3,731 Views

最新の医療技術を学びたいという看護師は多いと思いますが、その中でも人気の病院は「順天堂大学医学部付属順天堂医院(以下、順天堂医院)」です。順天堂大学が母体の大学病院で、急性期から慢性期、終末期まで高度な医療を提供していることが特徴で、その中で学びたいという看護師はたくさんおられます。

入院患者数は1日平均で1000人近くおられ、通院されている患者様は4000人ほどになっているという病院ですが、入院患者アンケートによると看護師の対応で不満を感じたという人の割合は1%程度という結果となっており、外来では不満を感じている人は1%にも満たない結果となっています(2016年アンケート結果)。

アンケート結果が示すような、高い質の看護を提供できるように、万全のサポート体制のなかで就業することができ、さらにスキルアップのための研修や勉強会が充実しているのです。

では順天堂医院はどのような病院なのか、看護師からの評判をもとにした内容をお伝えしていきたいと思います。

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順天堂大学医学部付属順天堂医院とは

順天堂医院は、東京都文京区において開設している日本最古の病院です。キャリアアップ支援が充実している病院で、質の高い看護サービスを提供しています。

詳細情報

【病院の特徴】
日本医療機能評価機構認定病院
エイズ拠点病院
災害拠点病院
東京都地域周産期母子医療センター
地域がん診療連携拠点病院
認知症疾患医療センター
東京都小児がん診療病院 ほか

【病床数】
一般:1,011床、精神:15床 計:1,026床

【入院患者数・外来患者数】
入院患者数:のべ345,048人(1日平均945人)
外来患者数:1,092,065人(1日平均3,900人)

【診療科目】
乳腺科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、膠原病、リウマチ内科、糖尿病、内分泌内科、食道・胃外科、大腸・肛門外科、肝・胆・膵外科、消化器・低侵襲外科、心臓血管外科、呼吸器外科、腎・高血圧内科、血液内科、腫瘍内科、脳神経内科、脳神経外科、整形外科・スポーツ診療科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、麻酔科・ペインクリニック、メンタルクリニック、小児科・思春期科、小児外科・小児泌尿生殖器外科、眼科、耳鼻咽喉・頭頸科、産科・婦人科、放射線科、総合診療科、救急科、予約診察室、遺伝相談外来、歯科口腔外科、リハビリテーション科

【設置されている診療センター】
乳腺センター、ハートセンター、小児科・小児外科・周産期母子メディカルセンター、がん治療センター、化学療法室、緩和ケアセンター、認知症疾患医療センター、てんかんセンター、女性アスリート外来、女性低侵襲外科・リプロダクションセンター、東京都難病相談・支援センター、中央診療支援部門(室)

採用条件など

順天堂医院では東京都文京区本郷にある病院にて、定期的に看護師の募集が行われています。募集内容は以下の通りです。

【勤務形態】

日勤:8:00 ~ 16:10
夜勤:15:50 ~ 8:10
※週39時間(拘束44時間)、変則2交代制勤務

日勤:8:00 ~ 19:30
夜勤:19:20 ~ 8:10(一部の部署)
※土曜日相当日は4時間勤務
※面接、筆記試験、健康診断、適性検査(書類選考あり)

【給与(常勤)】
4年生大学卒:267,900円(初任給:214,300円 主要手当:53,600円)
3年生大学卒:262,100円(初任給:208,500円 主要手当:53,600円)
※初任給は、本給・第2本給を含みます。
※主要手当は、看護職手当(病棟勤務の場合)、夜勤手当(4回分)です。
主要手当:看護職手当(病棟勤務の場合)、夜勤手当(4回分)を含む
住宅手当:31,300円(借家・アパート・持家の場合は本人名義)
通勤交通費定期代実費:6 ヶ月単位で支給
賞与:基本給の6.2月分+α(29年度実績では+41,000円)、年2回支給
退職金:勤続3年以上の場合支給

【宿舎】
マンションタイプ 冷暖房完備
※住宅手当31,300円

【その他】
厚生施設:職員食堂、厚生寮、研修施設、保育所、私学事業団宿泊施設等
行事:ボウリング大会、野球大会(男性)、春・秋旅行等

順天堂医院の内部情報

看護師の業務について

順天堂医院は、東京では最大級の大学病院で、一日平均1000名ほどの患者数を誇っています。診療科目も大変多く、一日平均4000名ほどの外来患者数ですので、内部で勤務している看護師の業務は多忙を極めているといえます。

かなり仕事に追われて働いている感は否めませんが、現場には殺伐したムードを感じることはありません。それは順天堂医院が進めている看護師に対する「キャリアアップ支援」と「万全のサポート体制」によるものだといえます。

そもそも順天堂医院に就業を希望する看護師は、高い医療技術のもとで最新の看護技術を学びたいと希望している人が多く、どれだけ忙しくとも自分自身のスキルアップのためであるので満足しながら働いている人が少なくありません。

また支援するベテラン看護師は厳しいながらも優しい先輩が多く、優秀な上司や先輩のなかで安心して働ける環境であるといえるでしょう。

さらに就任後においては、生活環境の変化や業務上における不安が解消できるように、同じ道を歩んできた看護師からサポートを受けることができ、状況に応じて配置転換や時短勤務などの対応も行っています。

残業、休み、有給消化など

部署によっても違いはありますが、おおむねどの部署においても忙しいことに変わりはなく、日々の業務において残業が少なくないのは確かです。日勤の場合では、いつも退勤が20時ごろになるという口コミもあります。

また学習会、委員会活動、係などの活動も多く、これらは時間外での対応となるために、勤務日においては、なかなかプライベートを充実させることは難しいのが現実です。

ただし休日はしっかりと取れている印象が強く、夏季休暇や有給休暇についても希望すれば取得できる体制となっています。

育児休暇明けの看護師の場合、配置転換も行われて、就業し続けられるように配慮されています。病院内には託児室も完備されていますので、妊娠・出産後においても働き続けることは可能です。

人間関係はいいの?

全体的にかなり忙しい病院ですから、部署や人によってはイライラしながら働いているということもあるようですが、優しい上司や先輩に囲まれながら安心して働くことができるという口コミも一定割合で存在します。

ギスギスしたような雰囲気はありません。常に連携を図りながら業務についており、コミュニケーションが充実していることから、周りのスタッフをお互いにいたわりながら業務についているといえます。

現場には挨拶から丁寧に行わねば注意されるようなきっちりしたところがあり、そのような姿勢は看護業務についてもみられます。そのため看護師としてのスキルだけではなく、人としてのマナーについてもかなり厳しい職場であるといえます。

そのようなことを言い合える仲は、逆にいいますと信頼関係が構築されているともいえます。現場では1年目~5年目程度の看護師が多いのですが、先輩職員を中心にして看護師全体がスキルを高めるために努力しています。先輩職員から温かい言葉をかけられることも多く、業務のなかで自分自身の成長を感じる場面も多いでしょう。

順天堂医院の評判からみた転職するメリット・デメリット

転職するメリット

1、看護師の教育理念が掲げられており、確実にスキルアップ可能

順天堂医院の看護師教育システムはかなりしっかりとしたものとなっており、学校を卒業した初めて社会に出る看護師が、自らが考えて行動できる看護師になるために必要なものは何か、個人個人にあった教育を進めています。

看護技術だけではなく、接遇やマナー、身だしなみから教育は進められ、コミュニケーション、基準、手順など基本的な知識をマスターするために、時間を費やします。またその中で一人一人の看護師が今後どのように成長していきたいのか目標を定め、そのビジョンを実現できるように日々の業務を行います。

ステップアップするためには、キャリアラダーによるシステムが構築されており、レベルⅠから始まり、レベルⅤまで用意されています。レベルⅡからはプリセプターとなることができ、レベルⅤでは責任者や認定・専門看護師です。

プリセプターやコーチなどの上司や先輩と面接しながら、自己に必要なものは何か確認しながら業務につくことができ、着実にステップアップしていくことが可能です。

2、賞与の支給実績が高く、高額所得を目指せる

賞与については基本給の6.2月分がベースとなっており、またプラスアルファとして29年度実績では41,000円支給されています。そのため年収ベースでみると、かなり高額所得になることは間違いありません。

毎月の基本給についてはそれほど高くはないのですが、残業が多く残業代もかなりの額になりますから、部署によっては総支給額が高くなることもあります。

ただし残業についてはすべて認められるというわけではなく、あくまで認められたもののみとなっています。それでも月に20時間程度の残業時間になることが多く、月に残業代だけで数万円程度にはなります。

給料については看護師全体を見渡しても満足している傾向にあります。

3、動機や同世代が多く、現場の雰囲気はよい

全体的に若い看護師が多く、1年目から5年目程度の看護師でかなりの割合になります。そのなかで新人看護師の指導役であるプリセプターも任命されることになり、新人職員に対して比較的若い看護師が指導役となりますから、相談しやすい雰囲気があります。

またプリセプターに任命された看護師は、さらにレベルが上位の看護師に相談できるシステムになっていますから、安心して指導ができる環境が整っています。

そのように現場でのコミュニケーションがとりやすくなっていますから、現場の雰囲気はそれほど悪いものはありません。

また結婚や出産を経た看護師は、病院内に託児室が完備されており、時短勤務や配置換えなど配慮されることになっており、働き続けることも可能です。

転職するデメリット

1、かなり忙しいうえに教育システムが負担となる

病院では常に業務に追われている印象があり、残業も日常的であるといえ、かなり忙しいなかで働き続けなければなりません。患者様に寄り添いながら看護業務を行うといった看護の理想を追い求めている人であれば、理想と現実のギャップに苦しむことになります。

看護師はきちんと配置されているものの、人材不足であることは間違いなく、人手不足の穴を残業で埋めていくような感じもありますから、現場や法人に対する不満につながっていく可能性も否めません。

さらにそのような中でも教育システムについては遂行されていますので、毎月の学習会や研修会、委員会活動、係などは行わねばならず、プリセプターとなって新人教育を行うようになればさらに忙しくなってしまいます。このような時間は当然ながら時間外で活動しなければなりません。

休日や有休休暇、夏季休暇などはしっかりと取得することができますが、日常的にはかなり忙しい毎日を過ごすことになりますから、そこは覚悟しておかねばならないでしょう。

2、教育システムはかなり厳しいとの口コミも

順天堂医院では、しっかりとした教育システムのなかで働くことができますので、基本的な知識やマナー、コミュニケーションなどに加えて、看護技術を高めていくことができ、自分自身のスキルをどんどん高めていくことができます。

しかしこれは言い換えてみると、かなり細かい基準や手順によって定められているものに支えられており、これらを把握していかなければならないことがなかなか大変なようでもあります。

例えば看護技術の手技一つでも、自分自身が行っているときに先輩や上司からチェックされることもあり、そのような業務の進め方では精神的な負担が増大してしまいます。

基準や手順は看護師として必要な事柄すべてに存在しますから、それらすべてのことを時間をかけて把握していかねばなりません。特に入職したてのころは覚えなければならないことが山のようにあり、業務が嫌になってしまうこともあります。

まとめ

順天堂医院について、評判からどのような病院なのか調べてみました。

教育制度がとてもしっかりしている印象が強く、入職直後の職員から認定看護師まで、つけなければならない知識や技術が明確に定められています。そのため経験のない、あるいは経験の浅い看護師であれば、スキルアップのために入職を希望する人が多くいます。

給料については年収ベースでみると高く、4年目で総支給額が600万円を超える人も少なくありません。看護師のなかでも高給な人が多くいる病院です。

残業は日常的であるとはいえ、休みはしっかりと取れ、有給休暇や夏季休暇などもしっかりと取れますから、プライベートを充実させたいという人でも満足して働くことが可能です。

オススメの看護師転職サイトはこちらからご覧ください。

参考:順天堂大学医学部付属順天堂医院 公式サイト

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