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20代で転職を失敗しないためには?成功させる4つのポイント

 2019/04/05 20代の転職   148 Views

20代の方でも転職を失敗したくないと思っている方が多いのではないのでしょうか。

今働いている仕事をやめて転職したいと思っていても、今よりも低い給料であったり、休暇が取れない、残業が多いなど待遇が悪い企業に転職してしまう可能性もあります。これでは転職に成功したとは言えません。

転職を失敗してしまう方、そして転職を成功させる方には共通点があります。この共通点を克服し、転職を成功させる方法を身に着けることで、気持ち良く社会人としての生活を送れるようになります。

転職で失敗しないためにおさえるべきポイントとはどんなものなのでしょうか。

1つずつ確認していくことで、自分が改善するべきポイントや取り入れるべき成功法をすぐに身に着けられます。そうすれば理想の企業へ転職できるスピードも早まるでしょう。

20代で転職に失敗した方の体験談

まずは実際に20代で転職に失敗した方の体験談をご紹介します。

転職に失敗した男性の体験談

(27歳男性)
「前職は技術系の仕事でしたが、残業とパワハラが非常に多い職場でした。そのため前職やめる決断をして新しい企業に転職しました。

すぐに転職しなくてはいけない焦りから、給与だけを見て新しい企業に転職したのですが、そこでもパワハラが多く、毎日のように怒鳴り声が聞こえてきます。

残業も時間こそは少なくなったものの、それでもまだ多いと感じる時間であり、長時間労働が多いため心身ともに疲れきっています。」

転職しても残業やパワハラによって職場環境が悪い企業に転職してしまうこともあります。

どうしてもすぐに転職しなくてはと焦ってしまい、企業のリサーチを疎かにしてしまうことで、このように転職を失敗してしまうケースは多くなっています。

転職に失敗した女性の体験談

(22歳女性)
「前職が残業時間が多い、休日が少ないなどいわゆるブラック企業でした。求人では希望の給与や休日であっても、企業の口コミを見てみると残業が多い、上司のご機嫌を伺わないと怒鳴られるなどの口コミを見ると、求人を送る手が止まってしまいます。

高望みをしているのは分かりますが、慎重になりすぎて動けない自分が情けないです。

妊娠・出産なども考えると、本当に働き続けられる天職がなんなのか分からず、頭を抱える日々を送っています。」

給与や待遇のように、転職者が企業へ求める条件は様々です。しかし希望条件を全て受け入れてくれる環境を見つけるのは至難の業と言えるでしょう。

また女性特有の転職の悩みが妊娠・出産です。妊娠時のケアや出産後の職場復帰を快く思わない企業も存在します。

こういった企業に転職しないように、転職活動は慎重に行うようにしてください。

転職に失敗する理由は様々

2つの体験談をご紹介しましたが、世の中には様々な理由で転職を失敗している方がたくさんいます。

ですが転職を失敗している方にはいくつかの共通点があります。この共通点と自分を照らし合わせ、改善点を見つけることで、転職を成功させる確率を高めることができるのです。

20代で転職に失敗する方の共通点

では転職に失敗する方の共通点とは何なのでしょうか。ここでは転職に失敗する方の共通点をご紹介します。

原因がどこにあるかを見極めて、正しい対処法で効率よく転職活動を進めましょう。

焦って転職活動を進めたことによるリサーチ不足

仕事を辞めて収入が1円も無い状態になると、焦って「すぐに次の転職先を見つけなくてはならない」という状態に陥りがちです。

そのせいで求人に書かれている給与や条件だけを見て転職先を決めてしまい、理想と違う職場環境に幻滅して、再び転職活動を始めてしまうケースが多々あります。

転職を決める条件は給与や待遇だけではありません。職場環境や人間関係など求人からは見えない部分もリサーチして、転職するかどうか判断しなくてはいけないのです。

 

長期的なキャリアプランを立てずに転職している

1つの企業で長く働くことによって、スキルや人間関係が構築されていき、満足の行く給与をもらえたり、キャリア形成が行いやすくなります。

ですがとりあえずお金を稼ぎたいというように、目の前のことだけを見て転職を行うと、モチベーションが保ちにくくなります。それによってすぐに企業をやめたくなり、転職を繰り返すスパイラルに陥ってしまうのです。

ですので転職する際は目先のことだけではなく、長期的なキャリアプランを考えて、目標を持って転職を行ったほうが、1つの仕事を続けやすくなります。

視野を狭めて転職活動している

自分がどんな企業に転職したいかを考えた時、自分がやりたい仕事や譲れない希望条件の中から選ぶのが一般的です。しかし求める理想が高ければ高いほど、条件に合う企業の選択肢は減っていくことになり、自分の視野を狭めてしまいます。

どうしても譲れない部分があるのは良いのですが、少なからずの妥協は必要です。逆に妥協することによって求人の選択肢が広がるため、結果的にそれが転職を成功させるきっかけになることもあるのです。

就職活動と同じように転職活動を行っている

就職活動と転職活動は似て非なるものです。就職活動は学校側である程度求人が用意されており、履歴書や面接においてどのような情報を盛り込むと受かりやすくなるのか、といったサポートを学校側から受けられます。

何より新卒というブランドは非常に強く、新卒か転職者かというだけで採用率が大きく変わってきます。転職活動ではこういったサポートやブランドの強さがありません。求人もどういった人材が受かるのか自分でリサーチする必要があります。

加えて自分の今までの経歴や持っているスキルから、企業へのアピールポイントを見つけて、面接官を納得させる説明を自分で考えなくてはいけません。

このように就職活動と転職活動は全くの別物です。学生時代うまく就職できたから転職活動が上手くいくと思いこんでいると、痛い目を見てしまいます。

20代の転職活動を成功させた人の体験談

転職活動を成功させた方は、自分の中で何か意識を変えたことによって成功させている場合が多いです。そこで転職活動を成功させた方の体験談をチェックし、そこから具体的な改善策を探してみましょう。

転職に成功した男性の体験談

(24歳男性)
「自分は新卒で入社した会社が残業過多のわりに給与が少なかったため、3年勤めて会社を離れる決意をしました。

前の会社で自分の時間を作れないことにストレスを感じていたので、給与よりも自分の時間が作りやすい企業を中心に求人をチェックしました。

条件を絞りすぎず求人の選択肢を増やしたことが良かったのか、比較的早く新しい会社に転職できました。今では仕事を頑張りつつ、自分の時間を満喫できる時間が増えたので、以前の会社よりも生活は充実していると思います。」

この方は条件を絞って転職活動を行ったことが功を奏したようです。自分が何を重視して転職活動を行うのか明確にすることで、転職活動の成功率は変わってきます。

転職に成功した女性の体験談

(28歳女性)
「結婚を機に引っ越し、引っ越し先で転職活動を進めて新しい企業に転職しました。

新しい土地で1人で転職するのは心細かったので、転職エージェントも利用したのですが、転職先の実際の待遇や人間関係をエージェントがリサーチしてくれたため、転職後も安心して働くことができました。

妊娠してもしっかり休みがとれる企業なので、これからの生活も楽しみです。」

転職活動を進めていくうえで、転職先の情報を集めるときは転職エージェントを利用するのもおすすめです。

求人情報はもちろん、転職先の待遇、人間関係といった職場環境を調べてくれる場合が多いので、転職後にすぐやめる可能性が低くなります。

第二新卒でも十分転職は可能

第二新卒になることで転職活動が難航するのではないかと不安になっている方も多いのではないのでしょうか。

しかし成功の体験談にもあるように、第二新卒だからといって転職活動が成功しないということはありません。転職を成功させるポイントをおさえておけば、第二新卒でも十分転職を成功させることができます。

ですので転職に迷っている方はしっかりポイントをおさえ、リサーチを重ねたうえで、自分に最適の転職活動を進めるようにしましょう。

キャリアチェンジで選択肢を広げる

転職するときに、前職と同じキャリアやスキルで働ける企業を探している方が多いかと思います。実際、前職のスキルがいかせる企業の方が即戦力になるため転職しやすいのは間違いありません。

ですがその仕事自体にモチベーションが見いだせないまま働いていても、いつまでも満足の行く仕事をするのは難しいでしょう。

それならいっそキャリアチェンジで新しい業種に挑戦してみるのも1つの手段です。キャリアチェンジすることで求人の選択肢も増え、前職よりも良い環境の企業に転職できる可能性は高まります。

1つの業種にこだわるのではなく視野を広げてみることも、転職を成功させる方法と言えるでしょう。

20代で転職活動を成功させる4つの秘訣

転職活動を成功させるポイントは4つあります。この4つをおさえることで転職が成功しやすくなるので、失敗する人の共通点から改善点を見つけ、成功させるポイントをおさえて転職を成功させましょう。

①自分ができることを見つめなおす

自分がやりたいことであっても、スキルが無く仕事ができないのであれば企業に転職するのは難しいでしょう。

自分のできることが何なのかを見つめなおすことで、企業へのアピールポイントも見えてくるようになり、面接でもスムーズなコミュニケーションを送れるようになります。

1度転職に成功し、貯蓄や自分の時間を作ることができれば、自分がやりたい仕事への勉強やスキルを磨くことができます。どうしてもやりたい仕事があるのなら、このようにスキルを積み上げていくと良いでしょう。

②転職したい企業の情報を徹底的に集める

転職したい企業の情報を集めることで、転職後に考えていた環境と違うと感じ、すぐにやめてしまう可能性を減らすことができます。企業の情報は求人や公式サイトだけでは見えてきません。

職場環境や人間関係をリサーチするのであれば、実際にその企業に転職した方の口コミが集まるサイトをチェックするのが良いでしょう。

また先ほど紹介した転職エージェントを利用し、情報収集を依頼するのも手です。転職エージェントはサイトによって質や合う合わないがありますので、以下の記事を参考に転職エージェントを選んでみてはいかがでしょうか。

 

③転職先で優先したい事項を決める

給与や休日、残業時間など人によって譲れない部分はあるかと思います。ただそれら全てを満たして転職するのは難しいものです。

転職を成功させるなら、譲れない条件を1つだけ設け、その他の条件はある程度妥協して求人をチェックするのがコツとなります。

1つの条件が緩くなるだけでも、求人の選択肢はかなり広がります。求人の選択肢が増えれば、その分自分に合った企業を見つけられる可能性が高まるでしょう。

ですので譲れない部分とある程度の妥協のバランスをとって、転職活動を進めてみるようにしましょう。

④女性は結婚や出産時の対応も調べておく

転職したい企業の福利厚生を調べておくのは、男女ともに大切です。特に女性は結婚や妊娠で一時的に仕事を休まざるを得なくなりますが、会社によっては出産後に給料を下げるなどの対応をする企業もあります。

こういった情報も口コミサイトや転職エージェントの情報によってリサーチできるので、転職前にしっかり調べておくようにしてください。

まとめ

20代で転職を失敗する方には共通点があります。しかしその共通点を改善し、転職を成功させる秘訣をおさえて転職活動を行うことで、転職活動を成功させることは十分にできます。

特に譲れない条件を見つめなおしたり、長期的なキャリア形成を目標にすることは、今後の転職活動にも生きる方法です。転職に失敗する方は焦って目の前のことに気を取られ、リサーチ不足のまま転職することが大きな原因となりがちです。

転職を成功させるコツは自分が譲れない条件を見つけ、転職したい企業の情報をしっかり集めることにあります。転職したい企業のことを深く知り、自分が働きたいと思える企業を見極めて、順風満帆なキャリアライフを送りましょう。

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