40代転職で本当に活かせる資格はコレ!転職に資格を活かす具体的な方法とは
40代の転職は20~30代と比べると難しいと言われれています。しかし40代でもグンと採用率が高まる資格があるのです。
その資格取得のポイントは次の通りです。
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40代転職で本当に活かせる資格はコレ!
当サイトで選んだ40代転職で本当に活かせる資格は次の通りです。
これらは、40代の転職においても十分に活かすことのできる資格で、中には実務経験がなくても重宝されるものもあります。
もちろん実務経験を積んでいるのであれば、かなり優遇されますので取得を検討してみてください。
マンション管理士・管理業務主任者
「マンション管理士」と「管理業務主任者」は共にマンション管理のための国家資格です。
マンションの管理組合の視点で、建物管理のアドバイスをするのが「マンション管理士」。マンションの管理会社のスタッフとして、受託契約や管理・報告などを行うのが「管理業務主任者」です。
重複している内容もありダブルライセンスを目指すことも可能です。「マンション管理士」の合格率は10%程度、「管理業務主任者」では20%程度となっています。
マンションがどんどん増えている中で、マンション管理の担い手が不足しています。常に求人も出ている業務ですから、資格取得するとかなり優遇されることは間違いありません。
宅地建物取引士
「宅地建物取引士」は不動産のスペシャリストです。町の不動産屋さんはたくさんあり、求人も常に出ています。不動産を取り扱うためには必須の資格ですので、所持しておくと融合されることは間違いありません。
資格の合格率は毎年15%~18%程度あり、法律資格の中では難易度が高すぎて合格できないという資格ではありません。
不動産取引は、これからも住宅ローン減税などによって増えてくることが見込まれ、不動産投資なども増えていることから、資格のニーズはこれからも高まるでしょう。
第二種運転免許
第二種運転免許とは、一般的にタクシー運転手などが所有している資格であり、営業目的である緑プレートのナンバーの「旅客自動車」を運転することができます。近年では「運転代行」においても第二種免許が必要となり、ニーズがどんどん拡大しています。
第二種運転免許といってもさまざまな種類があり、バスの運転ができる「大型第二種免許」、マイクロバスの運転ができる「中型第二種免許」、タクシーなどが運転できる「普通第二種免許」などがあります。
運転手はどの業種でも不足しています。バス運転手、タクシー運転手などの求人は見たことがある人も多いでしょう。企業によっては、資格取得支援を受けることもできますから、運転好きであれば求人を探してみるといいでしょう。
第ニ種電気工事士
電気工事士は主に電気設備の設計や施工を行っており、資格には第一種と第二種があります。第二種を取得していれば、一般住宅など低圧受電の電気工事ができるようになります。
第二種は誰でも受験することができ、勉強もしやすいので合格しやすいといえます。合格率の平均はおよそ50%程度ほどありますので、国家資格の中では狙いやすい資格でしょう。
電気工事士の求人は常に安定して出されています。手に職を付けて、安定した給料を得たいという人であれば、目指してみるといいでしょう。
ビル設備管理技能士
「ビル設備管理技能士」とは、ビルメンテナンスを行うために必要な国家資格であり、空調・給排水・防犯などの設備一般を行います。資格には1級と2級があります。
2級ビル設備管理技能士を受験するには、ビル設備管理の実務経験が2年ある人やビル設備管理に関する学校を卒業している必要があります。実務経験はアルバイトや非常勤でも可能ですから、目指したい人であれば未経験でも可能な求人を探すようにしましょう。
2級の合格率は30%~40%となっており、協会によって講習会も開かれていますので利用するといいでしょう。
介護系資格
介護系資格にはさまざまありますが、ヘルパーに必要な「介護職員初任者研修」や介護福祉士国家試験受験に必須の「実務者研修」は、研修だけで取得することが可能です。
特に「介護職員初任者研修」は130時間の通信教育とスクーリングで終了しますので、早ければ1か月程度で取得可能です。
介護人材が不足しているのはメディアでも多く取りあげられていますが、「介護職員初任者研修」を終了しているだけでも採用される確率はかなり高くなります。
医療事務
医療事務は国家資格ではありませんが、病院やクリニックなどの保険点数を計算し、報酬を請求する大事な資格となります。資格を取得するには、専門学校や通信教育を受講すれば可能です。
医療事務は常に求人が出ており、ニーズが高い資格だといえます。未経験でも就業可能ですが、経験を積んでいくと報酬請求のスペシャリストとして重宝されるようになるでしょう。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーはFPとも言われており、金融・保険などのスペシャリストです。活躍できる場は、外資系企業・保険会社・金融会社・不動産会社などさまざまです。
国家資格であり、1~3級、AFP・CFPとあります。3級であれば誰でも受験することができ、合格率はおおむね50%を超えています。
お金のスペシャリストとして活躍するためには、少なくとも2級以上の資格取得が必要になります。3級を合格すれば2級を取得することができ、早ければ半年程度で2級まで取得することができます。
40代転職に資格を活かす具体的な方法とは
資格取得が目的ではなく業務に活かすことを考える 経験やスキルを補強することのできる資格を取得する 現在持っている資格の更なる上級資格を取得する
40代転職に資格を活かすには、その資格をフル活用できるかどうかがポイントになってきます。資格といってもまったく役に立たないようなものもありますので、注意が必要です。
では詳しく説明していきましょう。
資格取得が目的ではなく業務に活かすことを考える
そもそも資格を持っているから評価されるのではなく、実務に活かすことができる資格を取得しているから評価されると考えておくべきです。
資格取得を目指す人の中には、履歴書に書くために取得したいと考える人がいますがこれは間違いです。
例えばタクシー運転手であれば必ず第二種免許が必要になりますが、まったく別の資格を持っていてもまったく評価されないということです。
むしろ活かすことのない資格を複数所有していれば、
「今までこだわりなく資格を取得してきた」
「やりたい仕事がなかったんだろうか」
とマイナスの評価に繋がってしまう場合もあります。
経験やスキルを補強することのできる資格を取得する
例えば今まで経理をしてきた人であれば、簿記2級を所持していると、そのスキルを十分に補強することができます。
介護を経験してきた人が「実務者研修」を受講しておくと、レベルの高い介護ができると評価され、サービス提供責任者などに抜擢される可能性も出てきます。
できることならこのように、自分自身の経験やスキルに応じた資格を取得しておくと、それだけ評価も高くなるということは間違いありません。
現在持っている資格の更なる上級資格を取得する
3級を所有しているのなら2級を、中級を所有しているのなら上級を目指すことで、さらにスペシャリストとしての道が開けてくるといえます。
また介護福祉士を取得しているのならケアマネジャーの資格を取得するなど、関連する上級資格を取得することも新しい道を開いていける可能性も高まります。
上級資格やダブル資格を取得していれば、それだけその業界の知識を知り得ていると評価され、当然ながら採用率も高まってきます。
まとめ
40代の転職を有利に進めるためには、採用率が高まる資格を取得することが有効です。
まとめてみるとポイントは次の通りです。
うまく活用して転職を有利に進めるようにしましょう。