大学中退者がハローワークを活用するコツと注意点

大学中退者が就職しようと思ったとき、最初に思い浮かぶものは何でしょうか。もしかすると、ハローワークかもしれません。ハローワークとは、厚生労働省が管轄する公共の施設のことです。

高齢者が利用するイメージもあるかもしれませんが、近年では若者の就職支援にも力を入れているようです。今回は、親しみもあるだろうハローワークの活用方法と注意点をご紹介します。

大学中退者が就活でまず始めること

大学中退者が就活でまず始めることとしては、第三者のサポートを受けることをお勧めします。就活に対する知識が何もないままで行動することは好ましくないです。ムダなエネルギーを消費することになりかねません。

また、自分の今後のキャリアについて考えておくと良いでしょう。3年後、5年後の理想像で良いです。こうなっていたいな、というイメージを持っておきましょう。

ハローワークを訪れるときに必要なもの

ハローワークに必要なものは何か悩むかもしれませんが、求職申込書やボールペンはハローワークに置いてあります。特に必要なものはありません。また、服装はスーツでなくても私服でも構いません。まずは気軽な気持ちでハローワークを訪れると良いです。

ハローワークがある場所

全国のハローワークは厚生労働省のサイトにて案内されています。こちらで調べて最寄りのハローワークを訪ねてみてください。ハローワークは、駐車場が狭い場合もあるため、電車やバスなどの公共交通を利用することをお勧めします。

ハローワークで受けられるサービス

ハローワークで受けられるサービスは主に3つあります。

1．求人情報の紹介

主なサービスとして求人情報の紹介があります。どの会社が良いのか分からなければハローワークの担当者の方が一緒に探してくれます。

2．就活の相談

ハローワークでは、就活の相談を受けてくれます。具体的には、履歴書の書き方や面接の受け方のアドバイスをいただけます。就活を円滑に進めるためのサポートを受けられるので参考にすると良いでしょう。

3．トライアル雇用制度

トライアル雇用制度とは、原則3ヶ月間会社で働き、その後正式な採用が決定される制度のことです。応募者と会社の双方にとって相性を確認できることはメリットがある制度と言えます。会社選びに悩んだときは、まずトライアル雇用制度で試してみることもお勧めします。実際に働いてみると同僚となる方たちを知ることができます。より具体的に働くイメージが湧くことでしょう。

ハローワークを利用するときの注意点

ハローワークを活用する前に知っておきたい注意点があります。まず、ハローワークには、小規模の会社の求人が多く存在しますが、大きな会社の求人ももちろんあります。ハローワークを利用していると、ときに視野が狭くなってしまいがちですが、応募する会社は幅広く考えるほうが好ましいです。

就職エージェントを利用すると比較的大きな会社の求人を見つけることができるでしょう。就職エージェントとハローワークを両方利用するという方法もあります。

また、ブラック企業に気をつける必要があります。ブラック企業に入社してしまうと心身ともに疲弊してしまいます。せっかく入社したのにもかかわらず、すぐに辞めることになりかねません。最後に入社する会社を選ぶときは、ブラック企業でないかよく確認しましょう。

まとめ

ハローワークを活用方法と注意点をご紹介しました。ハローワークを利用するときは気負いせずに気軽に訪ねると良いでしょう。あなたをサポートしてくれる環境がそこにはあります。トライアル雇用制度があることを知らなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。会社選びを失敗したくない方はぜひ試してみてください。

特にブラック企業に入社しないように気をつける必要があることをご説明しました。ハローワークでは、さまざまな会社を扱っているのですが、なかには入社してみると良くない環境だということもあります。ハローワークのサポートを受けつつ、あなたにとって最適な会社選びをしましょう。