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高卒フリーターでも正社員になれる上手な転職法4選

フリーターの転職   1,018 Views

高卒でフリーターだと、正社員に転職するのを諦めてはいませんか?高卒でフリーターという状況にあっても、ちゃんと正社員に転職することは可能です。

この記事では高卒フリーターが正社員になるための方法をご紹介します。

高卒のフリーターが転職活動で思うこと

高卒フリーターは転職活動に対して、どんなことを思っているのでしょうか。まずは高卒フリーターが転職活動に思うことを洗い出して、解決策を考えてみたいと思います。

高卒という学歴が不安になる

学歴社会という言葉もあるように、転職活動において高卒という学歴がネックになっているフリーターが多くいます。就職活動においては、確かに学歴が重視され、学歴が高い方が就職しやすい現実があります。

企業はスキルが高くてすぐに戦力になる人材を求めています。新卒であればその判断材料が学歴や資格ぐらいしかないため、どうしても学歴が有利に働くことが多いのです。しかし転職活動においてはその限りではありません。

転職活動では学歴よりも、今までの職歴や実績などから転職者のスキルを判断し、即戦力になる人材と認められれば転職することが可能です。つまり学歴は関係なく、今までの経験からアピールできるポイントを探せば、転職活動を成功させられることは十分にできます。

ですので転職活動なら学歴は気にしすぎず、今までの経験を武器にして進めていくようにしましょう。

フリーターと正社員ではどちらの方が良いのか

フリーターという働き方に慣れているため、正社員になると何が良いのか分からないという方も多いです。確かに若いうちであれば、フリーターでも十分お金を稼げる可能性があるため、生活していくにも問題はありません。

しかし年齢を重ねていくと当然体力も落ちていき、深夜手当やアルバイトを掛け持ちして得ていた生活費も十分稼げなくなる恐れが出てきます。正社員であれば基本的に日勤でフリーターよりも高い月収を獲得することができるため、無理な働き方をしなくても安定した収入を手に入れることが可能です。

また保険に関しても、正社員になることで加入できる社会保険が支援の幅も広く、おりる金額も高いので、有事の際も安心することができます。もちろん正社員の方がキャリアアップなどで給与や待遇も良くなることが期待できるため、より良い生活を目指すなら正社員を目指すのがおすすめです。

年齢を重ねると転職にも悪影響が出てくるため、早いうちにフリーターから正社員になった方が無難であるといえるのです。

転職活動を上手に進められるか分からない

フリーターとして働いていると、転職活動をどう進めていったらいいのか分からないフリーターも一定数います。アルバイト向けと企業向けでは転職活動には大きな違いがあります。

アルバイトであれば私服や髪型が自由であるなど、割とカジュアルに臨んでも転職できる場合が多々あります。しかし企業向けの場合、ビジネスマナーが必須であるため、面接にはスーツ、髪型はさっぱりとしたものなど、さまざまな制限が課せられます。

言葉遣いも正しい敬語を使わなくてはならないなど、採用担当や面接官は転職者のビジネスマナーを逐一チェックしているため、細かいポイントでも気を遣わなくてはいけない場面が多いです。加えて面接の受け答えも具体的な内容があるものでないと、信憑性を持たれず採用率が下がってしまいます。

ほとんどのアルバイトと違って、一度アピールした内容について必ず深く突っ込まれるため、嘘をつくのもNGです。

このようにアルバイトと企業の転職活動には大きな違いがありますが、1つ1つを意識して転職活動を進めれば、より高卒フリーターでも転職することは十分可能となります。意識すべき点をしっかりおさえて、上手な転職活動を心掛けていきましょう。

高卒フリーターで正社員になった方の成功例

転職活動に関する疑問の解決策が見えても、いざ転職活動を実践してみようと思うと不安になってしまう方も多いと思います。ここでは実際に高卒フリーターで正社員になった方が、どのようにして転職を成功させたか、その成功談をご紹介します。

25歳男性の場合

Aさん
「元々フリーターとして飲食店でアルバイトをしていました。
高卒で最初に入った会社を辞めて以来、アルバイトを転々としていたのですが、趣味の車のためにお金を稼ごうと思い、転職を決心しました。

最初は飲食の経験を活かした仕事にしようと思ったのですが、実際に飲食で働いていた経験を振り返ると思うことが多く、どうせなら趣味である車のことで仕事したいと思うようになりました。

車については調べることが幸いして知識もあったし、面接でもアピールできることが多かったのが良かったのか、今ではレンタカーの営業所で働いています。車の知識がしっかり活かせる仕事ですし、色んな車に触れ合える機会が増えてとてもやりがいを感じています。」

自分の趣味で得た知識を転職活動に活かし、転職を成功させている高卒フリーターの方は多いです。転職活動では知識や経験が重視されるため、それを前面に押し出すことによってこの方も転職活動を成功させています。

自分が何の知識や経験を持っているかを見つめなおし、何を武器にすることができるのかを見極めてから、転職活動に臨むのが良いでしょう。

35歳女性の場合

Bさん
「高卒で長い間、事務のアルバイトをしていました。しかし今の彼と結婚したり、これからの出産や育児でお金がかなり掛かることを見越して、転職を一念発起しました。

とはいえ今まで事務の仕事しかしてこなかったので、事務の仕事の資格をとって転職に活かせたら良いなと思ったんです。そこで医療事務の勉強をアルバイトを辞める前にやって、見事合格。

その資格を活かして医療事務の正社員として働くことができるようになりました。仕事量は確かに増えましたが、今までやっていた仕事と資格の勉強で学んだことがそのまま活きているため、そこまで詰まらずに働くことができています。

次はMOSあたりでも取って、もっと良い給料で家族を楽にできたら良いかなって思ってます。」

もともと働いていた業種に関連する資格を取得し、アルバイトから正社員にキャリアアップした例と言えるでしょう。

転職活動において、資格はスキルをアピールするのに最も強い武器で、履歴書に書いてあるだけでスキルのアピールができるため、書類選考も通りやすく、面接でも具体的なアピールができる頼もしい存在です。

資格の勉強のために時間を費やせば、空白期間についても説明ができるようになるため、焦って転職を急がず、資格取得に向けて努力するのも選択肢として入れておくと良いでしょう。

高卒フリーターが上手に転職するコツ

実際に転職に成功した方の成功例を踏まえて、高卒フリーターが転職を上手に行うためのコツを解説していきます。

学歴ではなくアルバイト歴やスキルを武器にする

転職活動では学歴ではなく、アルバイト歴を含む職歴を積極的に武器にしていきましょう。正社員として職歴だけではなく、アルバイト歴も職歴として使うことができるため、アルバイト歴しかないと自信を失わず、積極的に押し出していくようにしてください。

もちろんスキルも転職活動で積極的に武器にするべきアピールポイントです。資格や今までの経験などから得たものは具体的にアピールできるポイントなので、面接官にも信憑性のあるアピールをすることが可能となります。

そうすることで採用率をグンと上げることができるので、学歴に不安を感じず、自分のアルバイト歴やスキル、経験を信じて転職活動を進めていきましょう。

空白期間などのネガティブな内容も正直に答える

フリーター期間の中で、空白期間が生まれている方もいるでしょう。アルバイトを決めるために転職活動に勤しんでいた、資格勉強に集中するためにアルバイトをしていなかったという方は、ポジティブな空白期間の理由なので、自信を持って面接官にアピールしても良いでしょう。

しかし中には単純に働くのが嫌だった、ニート期間だったというネガティブな理由で空白期間が生まれてしまった方も居るかと思います。そういったネガティブな理由も、面接で質問されたら嘘はつかず、正直に答えるようにしてください。

面接では受け答えした内容について、さらに深い質問をされることがほとんどです。空白期間に関しては企業にとっても気になる部分なので、履歴書に書いてあればほぼ必ず質問されるといっても良いでしょう。

そこで嘘をつくと必ずボロが出てしまい、面接官に嘘をついたことがバレてしまいます。そうすれば面接官からの信用を失い、正社員として転職できる可能性も少なくなってしまうのです。

それならば最初から正直に答えていた方が、面接官の心証を最低限の所で抑えることができ、むしろ正直に答えた心意気を評価される場合もあります。面接ではどんなネガティブなことも嘘はつかず、正直に答えることを心掛けるようにしてください。

未経験でも転職しやすい業界を目指す

数ある求人の中には、未経験でも転職しやすい業界があります。他の企業に比べると転職活動のハードルが下がるので、高卒フリーターがより転職を成功させるために、そういった業界を狙うのも上手な転職法の1つと言えるでしょう。

例えば営業職や事務職は、多くの企業で必要とされており、働きたい企業や業界でスキルを磨くための第一歩となることが多いです。

営業職や事務職に転職し、そこからキャリアを形成して出世した方は多くいます。

またプログラマーや旅行業など、使用が拡大している業界も狙い目です。転職してから社内研修を受ければ十分に働けるという企業も多く、どちらもこれからますます需要が増えていくことが予想されているため、将来も安定して働き続けることができます。

加えて介護職のように人材不足で未経験者でも人材を欲している業界もあります。介護職は資格でキャリアアップが狙える業界であり、未経験から国家資格を取得することも可能です。

仕事の幅が広がり、待遇にも良い影響を与えるので、体力と資格勉強に自信がある方は目指してみてはいかがでしょうか。

転職サイトでスムーズに転職活動を進める

転職サイトとは無料で登録できて、様々な転職支援を受けられるインターネット上のサービスです。お金が掛からず、隙間時間で転職活動を進められるため、フリーターでもアルバイトとして働きながら、手軽に転職することができます。

履歴書の書き方や、面接でアピールできるポイントを詳しく教えてくれる上に、どうアピールしたら効果的かもレクチャーしてくれるので、履歴書や面接も安心して進めることが可能です。

どの企業に行けば良いのか分からない転職者には、カウンセリングを行ったうえで、転職者に合った求人を紹介してくれます。転職を上手に進める自信がない高卒フリーターでも、転職エージェントのサポートを受けて転職を進められるので安心できます。

とはいえ転職サイトは数多く運営されており、人によって合う合わないがあります。自分に合う転職サイトを利用したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

まとめ

高卒フリーターでも、転職のコツをおさえていれば十分転職することができます。そのためには学歴を気にしすぎないようにして、アピールできるアルバイト歴やスキルを積極的に押し出す、未経験でも転職できる企業を目指すなどの転職法を実践していくのが良いでしょう。

また空白期間があるという方は、ポジティブな理由なら積極的にアピールし、ネガティブな理由でも嘘をつかずに正直に話すようにしてください。空白期間だけではなく、志望理由や職歴、仕事の実績などは嘘をつくと必ずバレます。

ポジティブな評価
具体的で信憑性のあるエピソードほど高く評価されるので、そういったエピソードを中心にアピールしていくと良いでしょう。

高卒フリーターだからといって転職ができないなんてことはありません。自分にぴったりの転職法を見つけ出し、安定した生活を手に入れてください。

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