1. 転職マニア
  2. 転職
  3. フリーターの転職
  4. フリーターから転職を狙える業界5選!メリットデメリットと共に紹介

フリーターから転職を狙える業界5選!メリットデメリットと共に紹介

 2019/05/15 フリーターの転職   891 Views

フリーターから正社員に転職することは十分可能ですが、狙うならより転職しやすい業界を狙いたいですよね。フリーターからの転職だと、どういった業界が転職しやすいのでしょうか?

今回はフリーターが転職しやすい業界を、メリットデメリットと合わせてご紹介します。

フリーターから転職を狙える業界①「営業職」

まずは営業職から見てみましょう。

多くの企業で欠かせない存在

営業職は主に自社製品を他の企業相手に説明し、購入意欲を刺激して販売や契約にこぎつけるのが主な業務です。一口に営業職と言ってもさまざまな種類が存在しています。

法人営業

法人営業は企業に対して営業を行う一般的な営業職です。企業と言っても販売する相手は会社であったり、工場機械などであれば工場へ営業をかけたりなど、転職する企業や販売する製品によって、相手は大きく変わります。

営業が成功すると、企業同士の大きな契約につながることもあり、キャリアのステップアップに近い営業職と言えるでしょう。

新規営業

法人営業は一度販売や契約を行ったことがある企業に対して行う営業ですが、新規営業は新しく販売や契約を結べる相手を探す営業職の一種です。飛び込み営業やテレアポなども新規営業に含まれます。

契約を結ぶのは難しく、断られることも多いのでメンタルを強く持つ必要がありますが、契約が結べれば企業に直接利益をもたらせるので、やりがいと達成感を感じることができる職種です。

個人営業

営業職は企業相手に営業をかけるのが一般的なイメージですが、個人営業は消費者を相手に自社製品をアピールして販売する仕事となっています。いわゆるセールスマンとして営業をかけるのが個人営業で、企業相手に比べてユーザーに感情的にぶつかられることが多いため、こちらも強いメンタルでユーザーと向き合わなくてはなりません。

ただ買いやすくユーザーにとってメリットを説明しやすい製品が多いため、企業相手に比べて契約を結びやすいという特徴もあります。

1から企業のスキルを磨ける

営業職として活躍するためには、自社製品がどういった製品なのかを知っていれば良いように思えますが、実際はそうではありません。自社製品のメリットはもちろん、デメリットも伝えたうえで納得して購入してもらう必要があるため、製品の悪い部分も知っておく必要があります。

また製品のニーズや企業の求めているポイントに合わせて、よってアピールする点を変えなくてはなりません。

このように契約を結び、製品を販売するためには商品のことを知るだけではなく、リサーチ力やニーズに合った応用力、対応力が必要となります。

もちろん未経験ではそういったスキルが無いかもしれませんが、営業職として働いていく中でリサーチ力やビジネスで必要な応用力を磨いていけば、他の部署に配属されても十分活躍することが可能です。

このように営業職は未経験で企業に関するスキルや知識を磨け、ステップアップするための下地を作ることができる職種となっています。

ある程度のビジネスマナーとコミュニケーション能力が必要

営業職で必要なのはビジネスマナーとコミュニケーション能力です。相手が企業であろうと消費者であろうと、製品を販売しなくてはいけない以上、相手に失礼と思われないビジネスマナーが必須となります。

ビジネスマナーが無ければ、いくら製品が良くても販売者の印象が悪いせいで契約が不成立になってしまい、企業に不利益をもたらしてしまいます。加えて営業では本題に入る前に世間話をするなど、セールス以外の話をすることもあります。

何気ない話のように思えますが、この世間話で販売者の第一印象が決まり、製品の販売にも大きな影響を与えます。そんなときに相手に悪印象を与えない程度のコミュニケーション能力も、営業職では必要と言えるでしょう。

企業との繋がりによってセールスの場以外でも、他社の社員や目上の方との交流をする機会も増えることもあります。ここでもコミュニケーション能力が無いと相手企業の方に悪印象を与えてしまい、今後のセールスにも影響が出てきてしまいます。

ですので営業職に挑戦する場合は、最低限のビジネスマナーとコミュニケーション能力が必要であることを頭に入れておいてください。

フリーターから転職を狙える業界②「事務職」

事務職も未経験から転職しやすい業界の1つです。

企業に欠かせない存在

事務職は企業で必要となる書類の作成や整理、パソコンを使ったデータ入力と管理、電話や来客の対応が主な仕事内容となっています。ただ事務職といっても、職種によって仕事内容が変わります。

事務職として代表的なのは以下の3つです。

営業事務

営業事務は営業職をサポートする事務職です。営業職では先ほども紹介したように、企業が求めているニーズや自社の人気製品、見積書などの書類が必要になります。こういったデータ入力や書類の作成、商品の在庫管理などを行うのが営業事務の仕事です。

営業職がスムーズに営業できるように支援し、営業職が契約を結んだ顧客に対して、ストレスなく商品の発送や代金の受け取りを行う必要があります。また製品の買い付けを希望する電話を受けるのも仕事の1つです。

契約の第一歩となる部分なので、しっかりとしたビジネスマナーで電話対応するスキルも必要と言えるでしょう。

経理事務

企業では1日の中でさまざまなお金の流れが発生します。その企業のお金の流れを管理するのが経理事務です。現金の支払や受取を管理するのはもちろん、それをデータとして入力したり、伝票や帳簿への記入、経費をまとめて精算する大切な仕事となっています。

1つ1つの仕事を正確に行わないと、企業内のお金のデータが狂ってしまい、時には大きな損失を生みだしてしまうこともあります。

非常に大切な立場故に、経理事務に関する資格も多く、資格を取得することでより大きなお金の流れや、企業にとって重要なお金を管理する仕事にキャリアアップすることも可能です。

人事事務

人事事務は転職者の採用や、社員の人事異動、退職に加え、給与の支払いや社会保険の手続きなどを行う事務職です。社員がどういった実績を挙げたのかを部署ごとに報告してもらい、作成した社員名簿で勤怠状況を管理しながら、給与計算も行います。さらに社員に労災が発生したり、結婚の祝い金などを管理するのも人事事務です。

企業に関する知識も少なからず必要ですが、保険の手続きに関する知識や、社員の管理を上手に行うスキルが求められます。

資格取得でキャリアアップ

経理事務の項でも紹介したように、事務に関する資格は数多く存在しています。事務に関するスキルを学ぶ簿記、WordやExcelなど企業でのデスクワークに必須となるソフトの知識を磨くことができるMOS(マイクロオフィススペシャリスト)などが代表的な事務職の資格です。

また公認会計士という国家資格もあり、職歴や年齢、学歴関係なく受験することができますが、骨格資格というだけあって非常に難易度が高い資格となっています。しかし事務職は未経験でも国家資格を得られるチャンスがある、夢のある仕事と言えます。

資格取得することでより待遇の良い企業に転職できるチャンスもできますし、事前に資格を取得していれば転職も成功しやすくなります。事務職を目指すなら、資格の取得も視野に入れて転職活動を進めていくと良いでしょう。

パソコンの扱いと対人能力を持っておく

事務職全体で必要となるのがパソコンの操作能力です。ほぼ全ての事務職でパソコンを操作し、書類作成やデータの管理をする必要があるので、パソコンの扱い方が分からないと転職したから苦戦するでしょう。

また電話や来客での対応で良い印象を与えることは、企業にとってもメリットとなります。そのためには知らない方でもちゃんと対応するための対人能力が必要です。

電話や来客に対して適当な対応をすると、企業自体に悪い印象がついてしまうので、ちゃんとしたビジネスマーとコミュニケーション能力があること、面接でしっかりアピールするようにしてください。

フリーターから転職を狙える業界③「プログラマー」

プログラマーも難しい知識が必要なイメージがありますが、勉強することでフリーターから未経験で正社員に転職することが可能です。

需要拡大で知識のある人材が求められている

現在多くの企業でインターネットを利用したデータ保存や、公式サイト作成による企業の紹介など、IT技術が多く活用されています。そのIT技術を1から作り、企業に貢献するのがプログラマーの仕事です。

プログラマーの代表的な業種として、システムエンジニア(SE)、WEBデザイナーなどがあります。

システムエンジニア

SEは、会社内のシステムを設計・開発し、テスト運用するのが主な業務です。プログラマーと似たような業種ですが、プログラマーに比べて難度の高いプログラミングスキルを要求されることが多く、その分プログラマーよりも待遇が良いのが特徴です。

WEBデザイナー

WEBデザイナーはプログラミングで、WEBサイトを構成します。システムのプログラムとWEBサイトを構成するプログラムは全く違う知識が必要であり、SEとWEBデザイナーは全く別の職種と言えるでしょう。

また魅力的なWEBサイトを構築するためには、デザイン能力も必要となります。必要な知識やスキルが多い分、さまざまな企業で高待遇で採用される可能性も高くなっています。

勉強できる場が多い

プログラミングのスキルは需要が拡大しているため、そのスキルを学ぶことができる場が非常に増えています。書籍はもちろん、WEBページで無料でプログラミングの知識を公開しているサイトもあるほか、プログラミングに関する講座を開いている場も多くあります。

また企業では入社時にプログラミングの研修をしっかり行う企業も存在しています。それによって未経験でも研修をちゃんと受ければ、最初からプログラマーとして活躍できる企業も増加しているのです。

パソコンの能力が必須

プログラミングは全てパソコン上で行われます。そのため当然ながらパソコンのスキルが必須となります。その上プログラミングでは、普段の生活では使わない特殊な記号などを使用するため、日常生活でのタイピングスキルが高くても、プログラマーの仕事ではあまり効果が無いので注意してください。

しかし日常的にパソコンを使用している方は、いつもとは違うキーを使わなくてはならないため、プログラミングをしようとすると操作に手間取ってしまうこともあります。

むしろパソコンの知識がなく、最初からプログラミング用のキーボード操作に慣れた方が、より効率よくプログラミングができるようになることもあるので、パソコンの知識がないからといって自信をなくさず、積極的に挑戦してみると良いでしょう。

それとプログラマーといっても、システム開発の打ち合わせなどで、他の社員や他企業の方と話す機会はあります。ある程度のコミュニケーション能力は必要なので、それは頭に入れて転職活動を進めるようにしてください。

フリーターから転職を狙える業界④「介護職」

介護職もフリーターから転職できる業界です。

人材不足で未経験者でも入りやすい

介護業界は人材不足が深刻となっており、未経験者でも良いので転職者を求めている企業や施設が多くなっているのが現状となっています。高齢者の人数も年々増加しているため、これから先も介護業界の人材不足率は増えていくといえるでしょう。

逆に言えば、時間が経っても安定して仕事がある業界といえます。ですので仕事がなくなる不安を払拭したい方は、介護職を目指してみるのがおすすめです。

資格取得が待遇アップに繋がる

介護職にも様々な関連資格が存在しています。資格が無くても介護士として働くことができますが、取得することで転職を有利に進めることができたり、給与など待遇が良くなるメリットがあります。

介護士の資格としては介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修、介護福祉士などがあります。介護職員初任者研修は介護士の基礎となる資格で、介護福祉士実務者研修はより上位のスキルを学び、仕事の中で活かすことができる資格となっています。

介護福祉士は国家資格であり、ある程度の実務経験や介護福祉士実務者研修の資格が必要となります。未経験から国家資格が狙える業種なので、資格でキャリアップを目指す方にも介護職は合っているのです。

働き続けるには体力が必要

介護職は患者の身体を支え、日常生活を問題なく送れるようにサポートするための手助けをするのが仕事です。患者の身体を持ち上げて運ぶことも多く、長い期間働き続けるには体力が必要になります。年齢を重ねれば重ねるほど体力が落ちてしまうため、定年まで働けない恐れがあるので注意してください。

また患者の症状によっては患者の身体を洗う清拭や排泄物、たんの処理など、精神的に影響のある介護をしなければならない場合もあります。そのため介護職をやるためには、強いメンタルが必要であることも覚えておきましょう。

フリーターから転職を狙える業界⑤「旅行業」

近年、未経験の転職者でも正社員が狙えるようになってきたのが旅行業となっています。

外国人観光客の増加で未経験でも募集している

旅行業が未経験の転職者を募集している理由は、外国人観客の増加による仕事量の爆発的な増加にあります。10年前と比べて4倍にもなっている外国人観光客に対応するため、旅行業の仕事量も増やさざるを得なくなっています。

そうなれば以前の人員数では増えた仕事量に対応することができなくなってしまうため、人員を増やすために未経験でも旅行業を志望している転職者はできるだけ迎え入れたいと考える企業が増えるようになったのです。

需要拡大で安定して働き続けられる

外国人観光客の数はこれからも右肩上がりに増えていくと予想されています。そうなれば旅行業への需要もますます増えていくことになるため、仕事がなくなる心配が無いのが旅行業のメリットとも言えるでしょう。特に2020年には東京オリンピックも控えています。オリンピック開催中はもちろん、開催後も日本の文化が海外に広まれば、外国人観光客の数が増えていくことも不思議ではありません。

こういった点から見ても、旅行業で働くことは長い間安定した仕事と給与で生活することが保障されているということがいえます。

繁忙期は鬼のように忙しい

ゴールデンウィークやお盆、年末年始など、一般的な仕事であれば休みであるこれらの年中行事も、旅行業の方にとっては多くのユーザーに安全で楽しい旅を提供するための期間となります。こういった連休前には各観光地のリサーチや、ツアーの企画などを行い、旅行の相談に来た顧客に合った旅行先を提案するなど、忙しなく動き続けなくてはなりません。

このように旅行業の繁忙期は仕事が多く、あまり休みが取れない恐れもあるので気を付けてください。連休に働く仕事柄、休みが他の方と合わないということもよくあります。連休で友達と旅行に行くのが趣味だという方は、そういった機会が減ることも覚悟しておかなければいけないでしょう。

フリーターから希望の業界に転職する方法

フリーターでも未経験から転職を狙える業界はさまざまあることが分かりました。ただ転職活動そのもののコツを掴んでいないと、いくら未経験が転職しやすい業界でもなかなか転職できないという事態に陥ることも考えられます。

ここからはフリーターでも転職を成功させるための方法をご紹介します。

アルバイト歴も職歴として活かす

履歴書の職歴欄にはアルバイト歴も記載して良いため、強みとなるアルバイト歴があるのであれば、職歴欄に書いてしっかり活かすようにしましょう。ただし正社員としての職歴も、アルバイト歴も短すぎる経歴は転職に悪影響を与えます。最低でも3ヶ月以上勤務した職歴のみを履歴書や職務経歴書に記載するようにしてください。

フリーターの履歴書や職務経歴書の書き方、職歴の活かし方についてはこちらの記事が詳しいので合わせてご覧になってみてください。

 

企業をしっかりリサーチしてから応募する求人を選ぶ

転職を成功させるためには、転職前に希望している企業についてしっかりリサーチすることが重要です。事前に職場の内部事情や人間関係が分かっていて、それに納得して入社すれば、入社後に職場環境や人間関係が原因となって辞めるリスクを減らすことができます。

どんな企業でも定着してある程度の期間働くことができなければ、転職に成功したとは言えません。口コミサイトや転職エージェントのリサーチなどを利用して、企業のことをちゃんと知ったうえで転職に臨みましょう。

転職サイトで転職したい業界を見つける

転職サイトは無料で登録して、転職の支援を受けられるサービスです。パソコンやスマホがあれば簡単に利用できるサイトで、転職のやり方が分からない方でも、転職エージェントのサポートでスムーズに転職することができます。

隙間時間にできるので、アルバイトをしながら転職先を探すことも可能です。履歴書や面接のサポートだけではなく、企業の内部事情や転職者に合った求人の紹介、内定後の待遇の交渉なども無料でサポートしてくれるので、転職に不安を感じる方は利用してみると良いでしょう。

詳しくはこちらの記事を参考に、自分に合った転職サイトを探してみてください。

まとめ

未経験でも営業職、事務職、プログラマー、介護職、旅行業のように未経験でも転職を狙える業界はたくさんあります。さまざまな理由で未経験を歓迎しているほか、必要なスキルも変わってくるため、自分がどういう働き方をしたいのか、そして何ができるのかを考えて、行きたい業界を決めていくのが良いでしょう。

そのためには転職を円滑に進めるためのコツも覚えておく必要があります。アルバイト歴の活用や企業へのリサーチを上手に行い、不安な方は転職サイトで転職エージェントと共に転職活動を進めていくのがおすすめです。

自分のやりたい仕事や持っているスキルを上手に活かし、希望の業界への転職を成功させてください。

\ SNSでシェアしよう! /

転職マニアの注目記事を受け取ろう

NO IMAGE

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

転職マニアの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

関連記事

  • フリーターが海外へ転職する方法とは?準備をして海外に転職しよう

  • フリーターは転職してでも住民税を払うべき?覚えておきたい住民税の知識

  • フリーターから大手への転職って本当に良いの?メリットデメリットは

  • フリーターでも面接を上手にこなすには?フリーターが転職で意識すべき7つの面接ポイント

  • フリーターでも上手に書ける!自己PRで採用率を上げるコツ

  • フリーターが職歴を最大限に活かす3つのポイント