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本田技研工業(Honda)に転職するための3つのポイント

 2020/01/24 企業   3,822 Views

本田技研工業(Honda)に対して良いイメージを持っている人は多いでしょう。自動車メーカーの中では枠にとらわれない独自のポジションを築き、自動車だけではなく二輪車(世界最大規模のメーカー)、ジェット機、ロボットなど様々な製品を産み出しています。

ポジティブな評価
総売り上げの8割は日本以外、というグローバル企業であり、海外からも高く評価されています。認知度抜群でチャレンジ精神にあふれるHondaは就職先としても高い人気を誇ります。

そんなHondaに転職するためにはどうすればよいのでしょうか?

Hondaは通年キャリア採用を行っています。しかし採用のハードルが非常に高いため入社するには狭き門と言わざるをえません。ただ、転職する可能性を高めるポイントは存在します。

次の3つです。

  1. 自分のスキルやキャリアに合致するポジションに応募する
  2. 選考対策をしっかりと行う
  3. 転職エージェントを利用する

転職において上記3つのポイントは「当たり前のこと」と思われるかもしれません。しかしこの3つのポイントをしっかりと押さえないとHondaに転職することはできません。

Hondaに転職するための3つのポイントを詳しく紹介するとともに、Hondaの中途採用の状況や求める人材を解説します。

Hondaの中途採用状況

まず、Hondaの中途採用状況を解説します(ここで紹介するポジションは、いわゆる「Honda」と呼ばれている4社、本田技研工業株式会社、株式会社ホンダ技術研究所、ホンダエンジニアリング株式会社、株式会社ホンダアクセスでの募集です)。

現在、Hondaは150を超えるポジションで募集があり、積極的に中途採用を行っています(2019年12月時点で161のポジションで募集)。Hondaの募集ポジションは大きく「技術系職種」「事務系職種」「IT系職種」の3つのカテゴリーに分けられます。

それぞれの特徴を紹介します。

技術系職種の募集の傾向

まずは技術系職種に関して説明します。上記の3つのカテゴリーの中で技術系職種の募集がいちばん多く100ポジションを越えます。高い技術力と先進性を持つHondaですので、エンジニアの採用に積極的なのは当然でしょう。

分野で分けると、車や二輪に関する研究開発や品質関連などのエンジニア、生産設備に関するエンジニア(生産技術等)、施設に関するエンジニア(施設管理等)です。ロボットの研究開発なども募集中です。

事務系職種の募集の傾向

次に事務系職種の募集について説明します。事務系職種とは、いわゆる「文系出身者」の職種です。

現在Hondaでは、広報、営業、貿易、人事、経理、法務など幅広い職種で募集しています。グローバルに展開しているHondaですので、海外営業の募集は多岐に渡りさまざまな地域別に、また、自動車・二輪メーカーとして幅広いサプライヤーとの取引があるため購買や調達のポジションでも複数のポジションで募集しています。

事務系職種各ポジション共通して英語力(もしくは地域に応じた外国語力)は必須の応募要件です。

IT系職種の募集の傾向

HondaではIT系のエンジニアも積極的に募集しています。募集ポジションは社内や研究所のITに関する社内SE業務が中心で、業務の効率化のためにITのインフラ整備に注力していることが伺えます。また、ICTを搭載したコネクテッドカーに関するITエンジニア、セキュリティに関するITエンジニアなども募集中です。

関係会社の募集状況

Hondaには多数のグループ会社が存在します。グループ会社でも中途採用を行っており、現在(2019年12月時点)、Hondaのグループ会社21社で様々なポジションを募集しています。自らのキャリアやスキルを活かせるポジションの募集があれば、転職の選択肢のひとつとして考えていいかもしれません。

Hondaが求める人材

どのような人材がHondaに転職できるのでしょうか?Hondaが求める人物像を解説します。

Hondaが求める基本的な人物像

Hondaは幅広いポジションで募集しているため、応募要件はそのポジションに応じた経験やスキルが必要ですが、共通している要件は募集している職種の実務経験者(車業界の経験は不問)であることです。

特別なスキル(何らかの最先端の技術など)を持っていないのであれば、経験社数は少ない方がよいでしょう(1社もしくは2社)。また、上位校は有利でしょうし、英語力は必須です。Hondaは人気のある企業なので少なくとも以上をクリアしていないと書類選考の通過が厳しいです。

Hondaフィロソフィー

Hondaフィロソフィーは、カリスマ経営者である本田宗一郎氏と共同創業者である藤沢武夫氏が残した企業哲学で、いつの時代もHondaの企業活動の礎となっています。Hondaへの転職を希望する人の中でこのHondaフィロソフィーを理解していないと応募資格はない、と言っていいでしょう。

Hondaの選考プロセスと面接の傾向

Hondaの選考フローは、書類選考→適性検査(クレペリンテストのようです)→面接複数回→待遇提示の面談→内定、という流れです。

口コミ情報を見ると、面接では「なぜこの業界なのか?」「なぜHondaなのか?」と会話や質問の回答の中で「なぜ?」と深堀される傾向にあるようです。論理的思考を問う面接ですので面接に望む際にはしっかりと準備してください。

Hondaに転職するための3つのポイント

Honda へ転職するための3つのポイントを紹介します。Hondaが求める基本的な要件をお持ちの人が、紹介する3つのポイントを実践すればHondaへ転職できる可能性が高くなります。

自身のスキルやキャリアと合致するポジションに応募する

まずは「実力を発揮できるポジションに応募する」ことです。中途採用は即戦力採用が基本であり、しかもHondaは優秀な人材が多数在籍しています。もし社会人経験5年目の人がHondaにチャレンジするのであればHondaの新卒5年目と同等もしくはそれ以上の活躍ができないと採用されません。

自らのスキルやキャリアを活かせるポジションは何かを考え、そのポジションに応募しないと採用されないでしょう。

選考対策を行う

次に選考対策です。応募する時点から万全の準備と対策を練って選考に臨みましょう。

具体的にはHondaへアピールするための職務経歴書の作成、面接対策などです。Hondaがどのような人材が欲しいのかを考え、自身のスキルやキャリアがどう貢献できるかを書類や面接でアピールできるようにしてください。

転職エージェントを利用する

転職エージェントは情報活動の収集のための最適な方法です。大手の転職エージェントに登録すればHondaの案件情報だけではなく選考に関する情報(面接や選考状況)や一般的に知られていないインフォーマルな情報などを得ることができます。

さらに、複数のエージェントに登録すれば幅広い情報収集を可能にします。情報が多ければ多いほど選考の対策を練るのに有利になるはずです。

おすすめの転職サイト

転職エージェントを紹介した際に大手転職エージェントへの登録をおすすめしましたが、大手転職エージェント以外にもHondaとネットワークを持つヘッドハンターが存在します。中には深い付き合いがあるかもしれない。

そんなヘッドハンターとつながりができる(スカウトを受ける)可能性のある転職サイトを紹介します。

ビズリーチ

CMでもおなじみのハイクラス人材向けの転職情報サービスです。同様の転職サービスの中ではヘッドハンターの登録数は最多です。また、会員登録すると企業からダイレクトにスカウトを受けることもできます。Hondaの採用担当者からのスカウトを受けるかもしれません。

ビズリーチをもっと詳しく

キャリアカーバー

リクルートが運営しているハイクラス向け転職情報サービスです。リクルートは就職情報サービスの老舗企業です。大手をはじめ多くの企業から信頼されており、キャリアカーバーも多くの企業が利用しています。

キャリアカーバーに登録するとヘッドハンターからのスカウトを受けられるのと同時に「非公開案件」を検索することができます。Hondaのコンフィデンシャルな案件を見つける可能性もあるでしょう。

キャリアカーバーをもっと詳しく

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