トヨタ自動車に転職するためには?特徴と転職成功ポイント
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トヨタ自動車は、世界で展開している有名企業です。知名度は抜群です。トヨタ自動車の特徴をつかみ、転職成功ポイントをおさえれば、トヨタ自動車に転職できる可能性は高くなります。トヨタ自動車転職成功へのポイントをご紹介しますのでぜひご参考にしてください。
Contents
トヨタ自動車の企業情報
トヨタ自動車の企業情報は以下の通りです。
会社名 | トヨタ自動車株式会社(TOYOTA MOTOR CORPORATION) |
---|---|
代表取締役社長 | 豊田 章男 |
本社 | 〒471-8571 愛知県豊田市トヨタ町1番地 |
東京本社 | 〒112-8701 東京都文京区後楽1丁目4番18号 |
名古屋オフィス | 〒450-8711 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目7番1号 |
創立 | 1937年(昭和12年)8月28日 |
資本金 | 6,354億円(2016年3月末現在) |
事業年度 | 毎年4月1日から翌年3月31日まで |
主な事業内容 | 自動車の生産・販売 |
従業員数(連結) | 364,445人(2017年3月末現在) |
従業員数(連結)は364,445人とは規模が大きいです。世界で活躍するトヨタ自動車ならではと言って良いでしょう。日本でトヨタ自動車を知らない人はいないです。
トヨタ自動車の職種・業務内容
キャリア採用は、大きく分けて技術系と事務系があります。
技術系は、
- 先進安全技術領域
- 電子技術領域
- 完成車両品質領域
- 材料技術領域
- パワートレーン
- その他研究・開発
- 生産技術開発
- 未来創生
- 知的財産
- 調達
- 新規事業開発
と非常に多岐にわたります。
一方、事務系は、
- 調達
があります。
特徴としては、
- 自動運転/コネクティッド/AI採用
- ポジティブアクション募集(女性積極キャリア採用)
を行なっている点です。
トヨタ自動車の社風
かつては地元愛知出身の社員が多く、自動車好きも多かったのですが、今は高学歴社員がほとんどで自動車はそれほど好きではない社員も多いとのことです。豊田章男社長は「もっといいクルマをつくろうよ」と号令をかけています。そのためには、尖った社員も必要とされているようです。
きちんとするところ、しなくていいところがきちんとわかるので、働きやすい環境であると言われています。部署によって違いはありますが、仲間やグループのつながりが強いことからプライベートでも交流があって、和気あいあいの雰囲気があります。
トヨタ自動車の年収相場
有価証券報告書調べによると、トヨタ自動車の平均年収は「819万円」でした。年度別の年収をみてみましょう。
年度 | 平均年収 |
---|---|
平成28年 | 852万円 |
平成27年 | 852万円 |
平成26年 | 838万円 |
平成25年 | 751万円 |
平成24年 | 740万円 |
平成23年 | 727万円 |
平成22年 | 710万円 |
平成21年 | 811万円 |
ここ数年では、710万円~852万円となっています。高い水準だと言っていいでしょう。
それでは、各年齢を5歳刻みで区別し、年齢による年収や月額給与、ボーナスを算出してみましょう。
年齢 | 年収 | 月額給与 | ボーナス |
---|---|---|---|
20~24歳 | 294.8万円~324.8万円 | 20.3万円 | 81.2万円 |
25~29歳 | 582.7万円~632.7万円 | 39.5万円 | 158.2万円 |
30~34歳 | 625.5万円~725.5万円 | 45.3万円 | 181.4万円 |
35~39歳 | 646.8万円~750.8万円 | 46.9万円 | 187.7万円 |
40~44歳 | 722.6万円~843.6万円 | 52.7万円 | 210.9万円 |
45~49歳 | 822.8万円~944.8万円 | 59.0万円 | 236.2万円 |
50~54歳 | 902.3万円~1,012.3万円 | 63.3万円 | 253.1万円 |
55~59歳 | 893.8万円~1,003.8万円 | 62.7万円 | 251.0万円 |
60~65歳 | 583.3万円~1,003.8万円 | 42.7万円 | 170.8万円 |
平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果になっています。ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出しています。年俸制は対応していないため年収を12で割った数値が予測数値となります。徐々に月額給与が上昇しており、50代からは1,000万円を超えています。
最後に、総合職、技術職、一般職の年収、月額給与、ボーナスをみていきましょう。
職種 | 年収 | 月額給与 | ボーナス |
---|---|---|---|
総合職 | 1,081.0万円~1,181.0万円 | 76.0万円 | 313.2万円 |
技術職 | 726.7万円~826.7万円 | 53.2万円 | 219.3万円 |
一般職 | 743.6万円~843.6万円 | 54.3万円 | 223.7万円 |
総合職・技術職・一般職の年収は、国税庁・厚労省の賃金推移の比率と、業界ごとによる賃金補正値・税理士が算出した比率から予測した結果になっております。 あくまでも予測のひとつの参考としてご覧ください。総合職が突出して高収入です。1,000万円越えはなかなかありません。
トヨタ自動車の評判・口コミ
社員の問題解決能力は高いと思います。どうすればもっと改善できるのか、を常に考えさせられるので考える力は他社と比較して負ける気がしません。研修も充実しているのでその点が成長できると思います。
会社が大きすぎて部門によって雰囲気が異なります。社内なのによそよそしい接し方をする方もいて、この点は改善する必要があると思っています。打ち合わせに出席する人数が多くなって時間調整が大変です。会議室が打ち合わせの数に対して足りてないことも気になります。工場で作業していることを事務にも生かしたほうがいいと思うことが多いです。
上司や先輩からははっきりと何が重要なのかを指導してもらえます。仕事で失敗をしても、なぜ失敗したのかをよく考えさせられ、その失敗を繰り返さないように指導してもらえるのが有難いです。困難な仕事もありますが、一つ一つ真剣に取り組むことで、着実に成長できる環境だと思います。
部署によってですが、仕事はけっこう厳しいです。生半可な気持ちではまず無理でしょう。やりがいは言われたことしかやってはいけないのであまりありません。仕事でミスした場合は、徹底的に原因追究されます。特に安全面・品質面に関しては、トヨタ自動車はこの2点がすごく厳しいです。転職される方は、覚悟はしておいてください。
ビジネスの規模が大きいため、一人一人に与えられる仕事の規模感も大きくなります。また、世界のリーダー企業として、他社に先駆けた先進的な取り組みにも携われます。グローバルにビジネスを展開しているため、海外で働けるチャンスも多いです。
教育体制がしっかりしていて、縦割りであり、明確な規定が多いところは、古い日本企業の特徴だと言えると思います。一方で、社内はコミュニケーションが活発に行なわれており、手をあげれば比較的仕事を任せてもらえる文化です。私はこれらの経験で一つの問題に対する課題解決の切り口が増えました。今までは、誰もが考え付くような平凡な思考から、実際にその問題が起きた現場にいたかのように細部まで問題を考えて、現象の原因を仮説立てて検証する思考を身につけられて、非常に成長してきていると感じています。
トヨタ自動車の女性の積極採用
ダイバーシティを尊重されていますので、女性の採用も積極的に行われており、「ポジティブアクション募集」というのがあります。技術系募集要項と事務系募集要項があります。女性活躍を推進していて、例えば、
- 育児休職制度
- 勤務時間の短縮措置
- 事業内託児所
などの制度があります。
重要なポストに就く女性を増やして、多様な視点を取り込み、商品開発に生かす目的があります。転職を希望する女性が注目して、応募者は膨らんでいます。その分、ライバルは増えているわけなので、徹底した転職対策が必要になります。
トヨタ自動車の就職難易度
この記事の読者は、トヨタ自動車への入社へ意欲を持たれている方だと思います。しかし新卒採用の就職活動以外で、トヨタ自動車の中途採用求人情報を目にする機会は少ないと思います。トヨタ自動車の中途採用求人について調べてみました。
既に他社の製造業で機械エンジニアや異業界でマーケティングなどに正社員として専門職に従事されている方も多いかと思います。そうした方が求めているトヨタ自動車の中途採用の求人情報は、おそらくトヨタ自動車本体での正社員での専門職種での採用かと思います。そのためには、トヨタ自動車に転職するためのポイントをおさえないといけません。次の章でご紹介しましょう。
トヨタ自動車に転職するためのポイント
トヨタ自動車に転職するためには転職エージェントを上手く活用することが重要になります。転職エージェントを活用するメリットは3つあります。
- 非公開求人を紹介してもらえる
- トヨタ自動車に特化した対策ができる
- 年収の交渉を代わりにやってくれる
まず、非公開求人に関してですが、大手の転職エージェントは非公開求人の保有率が高いです。企業の採用ページや転職サイトをチェックして求人がない場合でも、転職エージェントは求人を保有していることも多いです。ただし、人選して求人を紹介していることもあります。転職エージェントにあらかじめトヨタ自動車を希望している旨を伝えておいた方が良いでしょう。
また、非公開求人は募集がかかるとすぐに殺到してしまうため、転職エージェントの担当者との連絡は日頃からスピード感をもって対応しておくことが大切です。遅くとも届いたメールにはその日中には返信しましょう。転職エージェントに良い印象を与えておくことも重要です。
次に、トヨタ自動車に特化した対策ができることに関してですが、転職エージェントは今まで多くの転職希望者のサポートを行なってきているため、トヨタ自動車ほどの大企業であると、選考ポイントを熟知しています。
具体的には、トヨタ自動車に過去に受かった人のデータ、想定される面接官の年齢やポジション、面接でされる質問や求められる回答など私たちが知ることができないデータを大手の転職エージェントは保有しています。転職エージェントを活用するとそういった情報も手に入れることができます。
最後に、年収の交渉を代わりにやってくれるということに関してですが、中途採用の場合、年収のふり幅がある状態で求人票が作成されています。キャリアや経験によりスタートの年収が決まるのですが、その交渉を転職エージェントが代わりに行なってくれます。
年収交渉の経験を持った転職エージェントのコンサルタントのため、上手く交渉してくれる可能性が高いです。このように年収交渉を自分で行なわなくて済むことがメリットと言えるでしょう。
転職エージェントの担当者と連絡を取り合うことになるのですが、万が一相性が合わないように感じたら、担当者を変えることも可能です。多くの転職エージェントの場合、ネット上で変更できるため、気を使うことはありません。転職を成功させるためには、担当者とうまく協働しなければいけません。
大手企業に活用すべき転職エージェント3選
大手企業への転職を成功させるために活用すべき転職エージェントを3つご紹介します。 DODAかリクルートエージェントのいずれかは必ず登録しましょう。両方登録しても良いかと思います。基本的に転職エージェントには2、3社ほど登録する方が多いです。転職エージェントによっても抱えている非公開情報が少し異なるためです。 JACリクルートメントは、管理職のポジションを狙う35歳以上の方におすすめします。JACリクルートメントは、薦めたい転職エージェントNo.1にもなっています。まとめ
トヨタグローバルビジョンは、「人々を安全・安心に運び、心までも動かす。そして、世界中の生活を、社会を、豊かにしていく。それが、未来のモビリティ社会をリードする、私たちの想いです。」でした。このビジョンに共感できる方は、トヨタ自動車に向いていることでしょう。
そして、転職を成功させるために重要なポイントになるのが転職エージェントでした。転職エージェントからの連絡は日頃からスピード感をもって丁寧に対応しておきましょう。遅くともその日中には転職エージェントから届いたメールに返信しましょう。
この人になら、いち早く非公開求人情報を伝えたいと思ってもらえるような信頼関係性を築けていると好ましいです。気になることがあれば、転職エージェントに質問しておきましょう。転職エージェントが保有しているデータ量は私たちの想像以上です。活用しない手はないです。
まとめると、あらかじめ転職エージェントの担当者にトヨタ自動車を希望している旨を伝えておき、転職エージェントへはスピード感をもった丁寧な対応をすることが転職成功のカギとなります。転職エージェントをクライアントと思った方が良いかもしれません。丁寧に誠実に対応するのが好ましいです。