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ニートだけど就職したい人におすすめの転職サイト【5選】

 2018/08/31 転職サイト   1,675 Views

「ニート」と一言で言っても、人によって事情は様々ですよね。しかし、日々の生活や将来について、漠然とした不安を感じていることは共通しているのではないでしょうか。

就職したい気持ちはあっても、「まず何をすればいいのかわからない」、「自分にできる仕事なんてあるの?」などという思いを抱えている人は多いはず。

そこで、就職したい気持ちはあるけれど、どう行動したらいいのかわからない、という人におすすめの就活サイトと、就職活動の進め方についてご紹介します。

おすすめ転職サイト

JAIC

JAICは、20代、新卒、第二新卒など、未経験あるいは経験の浅い人の就職、転職支援が特徴のサービスです。

実際の営業活動を体験できる営業カレッジを始めとする就職講座、書類作成や面接対策などのサポートも充実しています。

高校や大学を中退している人、正社員の職歴がない人、ニート期間が長くブランクがある人など、過去の未経験、経験の浅さがデメリットにならないような就職活動の進め方をサポートしてくれます。

DODA

国内で二番目の規模を誇る転職サイトです。

求人件数が多く選択肢が広いこと、キャリアアドバイザーの評価が高いことが特徴です。扱っている求人は業界や職種が様々なので、どんな求人があるのか、幅広く情報を集めたい時にもおすすめ。

ある程度方向性が定まってきたら、キャリアアドバイザーの就職サポートによって就職活動を進めていくと心強いのではないでしょうか。

ハタラクティブ

アルバイトや派遣社員の経験のみの人、既卒や第二新卒の人、ニートの人など、未経験あるいは経験の浅い人に特化しています。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の一都三県の求人に限られていることもあり、リクナビやDODAのような大手就職サイトと比べると、求人数は多くありません。

しかし、アドバイザーによる丁寧なカウンセリング、履歴書作成や面接対策サポートなども充実しており、内定率は8割以上!

地方在住の人でも、関東圏での勤務を希望していれば登録可能です。電話でのカウンセリングや上京するタイミングに合わせて面接日程を組んでくれるなど、地方在住者でも就職活動を進めやすいようサポートしてくれます。

リクらく

20代向けの求人に特化し、正社員未経験の人、フリーターが正社員を目指すためのサポートが充実しています。

東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の一都三県の求人が中心で、求人を出している企業の雰囲気をわかっているアドバイザーが求人紹介、サポートをしてくれます。

過去に就職活動に失敗したことがある人、入社後のミスマッチを経験したことがある人も、安心して就職活動を進められます。

第二新卒エージェントneo

20代の既卒、大学中退、第二新卒を含む勤続年数が短い人向けの就職サイトです。

正社員経験のない人や就職活動をしたことがない人が正社員を目指す場合の、履歴書添削や面接対策サポートには定評があります。

関東圏と大阪の求人が中心ですが、地方在住者でも登録可能です。

ニートとはどんな人?どれくらいいるの?

そもそも、ニートとはどんな状況の人のことを言い、どれくらいいるのでしょうか。

ニートの定義とは?

ニート(NEET)とは、「Not in Education, Employment or Training」の頭文字を取った言葉。直訳すると、「学生でなく、働いておらず、職業訓練中でない人」となります。

厚生労働省では、「15~34歳で非労働力人口(働く意思のない人)のうち、家事も通学もしていない人」と定義しています。現時点で働いていなくても、正社員および派遣社員として就職することを希望していれば、厳密にはニートではない、と言えます。

とは言え、気持ちの面でも周囲からの見方も、実際に就職できた時点が「脱ニート」だと思います。しかも、せっかく就職活動をするのなら就職して将来の道筋をつけたいですよね。

就職活動を成功させるためのポイントもこの後お伝えしていきます。

ニートの人口とその背景

内閣府の「平成30年版 子供・若者白書」によると、ニートに近い概念である「15~39歳の若年無業者」の数は、2017年で71万人。同年代の人口の2.1%に当たります。2012年以降、人数的には減少傾向にありますが、同年代人口に占める割合は横ばいとなっています。

2012年10月の調査によると、就職したいという希望があるにもかかわらず、求職活動をしていない人の理由には次のようなものがあります。

  1. 病気、怪我のため
  2. 学校以外で進学や資格取得などの勉強をしている
  3. 知識、能力に自信がない
  4. 探したが見つからなかった
  5. 希望する仕事がありそうにない
  6. 急いで仕事に就く必要がない
  7. 出産、育児のため
  8. 介護、看護のため

自身の病気や怪我、出産や育児、介護や看護によって求職活動ができない人は、まず状況を変える必要があります。

しかし、

  • 知識や能力に自信がない
  • 探したが見つからなかった
  • 希望する仕事がありそうにない

という理由でニートの状態にいる人は、過去の就職活動や学校生活でつまづいた経験や、一度ニートになってしまったこと自体が不安や焦りの原因になっている側面があるのではないでしょうか。

そんな時は、就職サイトなどの様々なサービス、サポートを活用して、少しずつでも就職活動を始めてみて欲しいと思います。

脱ニートのための就職活動の進め方

就職活動をしなければいけないのはわかっていても、まず何から始めたらいいかわからない…。
自信もないし、白い目で見られたりバカにされないか不安…。
そんな人もいるかもしれません。

ここでは、具体的な就職活動のための行動について考えてみましょう。

業界研究や自己分析をして、やってみたい仕事を見つけよう!

まずは、世の中にどんな仕事があるのか、自分はどんなことをやってみたいのかを見つけましょう。求人情報を眺めているだけでやりたいことが見つかったり、やる気が出たりするならいいのですが、なかなかそうもいきませんよね。

「今できる仕事は何かな」と探すのもいいですが、実際に働き始めてみたら合わなくて、すぐに辞めることになってしまったり、心身の健康を害してしまうリスクが高いのが難点です。できることなら、自分に合った仕事、長く続けられ、その後のキャリアにつながる仕事を探したいですよね。

業界研究や自己分析は、各就職サイトが力を入れてツールやサービスを提供している分野。これを活用しない手はありません。中には会員登録さえすれば、無料で、Web上でできちゃうものもあります。

やってみたいこと、興味のあることと、今のスキルや経験に差があったとしても、まだ諦めないでください。そんな時は、転職エージェントやハローワークで受けられる、キャリア相談の出番です。キャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーなどと言われる人に相談することで、やってみたいことに近づく道筋が見えてくるかもしれません。「職業訓練やセミナーに参加してみる」、「やってみたいことに近い未経験者可の求人に応募してみる」など、何か方法があるかも。相談を受ける側としても、やってみたいことや興味があることが何かあった方が、具体的なアドバイスがしやすいものです。

ちょっと面倒かもしれませんが、まずはネットサーフィンのついでや心理テスト感覚で、いくつか就職サイトを使ってみるところから始めてみましょう。

応募可能な求人を探そう!

ある程度仕事探しの方向性が定まったら、実際の求人情報を見てみましょう。いくつかの求人情報を見て、勤務条件やお給料、仕事の内容などを比較します。そして、相場観がどんな感じなのか、自分なりの譲れないポイントと妥協できるポイントは何かを把握しましょう。

100%希望にマッチする仕事に出会えることは、ニートであるなし関係なく、どんな人であってもまずありません。「多少お給料が安くても仕事内容を優先する」とか「遅い時間帯の仕事だけど、家の近所で通いやすい」とか、自分なり優先したいポイントと重要じゃないポイントのメリハリをつけて選ぶと、選択肢が狭まりすぎず、かといって闇雲に広がりすぎずに活動がしやすいですよ。

履歴書や職務経歴書を作ったら、添削してもらおう!

少しネットで検索すれば、様々なアドバイスや雛形が出てくると思います。これらを活用して作ってみたら、ぜひ提出する前にキャリアアドバイザーに添削してもらいましょう。

特に、転職エージェントに求人情報が掲載されている企業に応募する場合は、そのエージェントの相談サービスを利用してみましょう。応募したい企業に合った書類の書き方やPRの仕方を教えてくれたり、企業や担当者の雰囲気などの情報が聞けるかもしれません。

もしかしたら厳しくダメ出しされるかもしれませんが、添削の段階でボロクソに言われたとしても選考には関係ありません。むしろ、選考の前にダメなところを直せたら、選考を通過する確率は上がるはずですよね。その時は苦しい思いをするかもしれませんが、何も言われずに書類選考で落とされてしまうより、ずっと内定に近づけます。

面接の練習は、必ず人を相手にしよう!

過去に就職活動をしたことがある人の中には、面接が苦手だという人も多いのではないでしょうか。初対面の人、しかも採用してくれるかどうかのジャッジをする人を相手に話をするのは、どうしたって緊張しますよね。「しゃべるのが得意で面接なんて楽勝!」という人以外は、事前に面接練習をしましょう。

家族や友人など、知っている人に協力をお願いするのもいいですが、プロであり、他人でもあるキャリアアドバイザーの方がよりベター。知っている人だと、甘えが出てしまったり、逆に気恥ずかしくて話しにくかったり、本番の面接とは勝手が違ってしまいます。もらえるフィードバックやアドバイスも、多くの人の面接練習に付き合っているプロの方が、やはり精度が高いことが多いです。

そして、練習をする時には、本番で着る予定のスーツや靴、カバンで行きましょう。男性ならヒゲ、女性ならメイクも本番の通りで行き、身だしなみもチェックしてもらいましょう。面接という場面に応じた身だしなみは、大切なビジネスマナーのひとつです。

こうした就職サポートのサービスは、無料で受けられることが珍しくありません。上手に使い倒して、内定につなげましょう!

就職活動を成功させるために

就職活動中は、順調に仕事を続けていくための準備期間でもあります。せっかく就職が決まったのに、朝起きられずに遅刻ばかりしてクビになってしまったら、もったいないどころではありませんよね。

就職活動の中身だけでなく、日常の生活習慣を見直し、仕事モードにしていくことも大切です。

規則正しい生活習慣を身につけて、体力をつけよう!

仕事の内容にもよりますが、朝8時から10時の間に始業、夕方17時から19時頃まで、というパターンの仕事が多いですが、今の生活リズムはこのパターンに合っていますか?

夜型の生活リズムで昼間は眠っている人などは特に、いきなり昼間の仕事を始めると激しい時差ぼけで、体調を崩してしまいます。仕事に合わせた生活リズムに切り替えていきましょう。

また、食事や運動もしっかりと。

フルタイムの仕事であれば、1日8時間前後を仕事をして過ごします。始めての仕事を覚えたり、初対面の人たちとコミュニケーションを取ったりすることは、最初のうちはすごくエネルギーを使うことだと思います。1日3食、できるだけバランスのよい食事を摂り、軽くてもいいので運動もして、少しずつでも体力増強を目指しましょう。

1日1回は外出しよう!

1日誰とも話さない、毎日顔を合わせるのは家族だけ…。
そんな人もいるのではないでしょうか。ずっと家にいて、外を出歩く機会がほとんどない人もいるかもしれませんね。

就職活動や仕事を始めたら、毎日通勤したり、知らない人と接したりする機会が増えます。いきなり環境が変わると、疲れて心身の調子を崩してしまうリスクが高いですよね。リスク回避のための予行練習として、特に用事がなくても1日1回は外に出ることをおすすめします。

人がいる時間帯に外出するのが苦手であれば、まずは人通りが少ない夜や早朝に、近所を散歩するところから。徐々に昼間の時間帯にずらしたり、コンビニやスーパーに行ってみたり、電車で遠出をしてみたりと、行動範囲を広げていきましょう。

まとめ

ニートでいる期間が長くなればなる程、社会との関わりや仕事に関する不安や焦りが増してしまうもの。ひとりでもんもんと考えていると、堂々巡りに陥ってしまい、心身ともに疲れてやる気も削がれてしまいがちですよね。まずは誰かに相談してみるのが、脱ニートの第一歩なのではないでしょうか。

就職サイトや転職エージェント、ハローワークなどの就職支援サービスは、無料で活用できることがほとんどです。仕事を探す、ということをきっかけに人に相談するうちに、日頃ひとりで抱えていた不安や焦りが小さくなることもあります。

キャリアアドバイザーとの相性もありますし、様々なサービスを試してみて、自分に合うところを見つけてくださいね。

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