シングルマザーや子持ちママが正社員へ転職するには?

シングルマザーが転職したい!子持ちの正社員への転職は難しい?
シングルマザーの方にとって、仕事は生活の基礎ともいうべきものでしょう。給与、待遇、働きやすさなど条件が良いところで勤務できるよう、転職を考えるのは自然なことです。現在アルバイトや派遣社員として働いている方も、将来的なことを考えれば正社員になりたいと思っているのではないでしょうか。
シングルマザーとして転職するなら、仕事の条件面、将来的なプラン、早退や休日の扱いなども事前にきちんと考えておかないといけません。就職後のトラブルを引き起こさないためにも、求人情報の詳細を確かめておくことが大変重要になります。
また、シングルマザーの方、子持ちの方がどうやって転職するのが良い方法なのかも併せて確認しましょう。
Contents
シングルマザーは仕事なにしてる?人気の仕事ランキング
シングルマザーに人気のある仕事にはどんなものがあるのでしょうか。高収入、時間の都合がつきやすい、子どものスケジュールに合わせやすいなどが人気のある仕事です。
営業職
企業の営業や保険の外交員などがあげられます。契約数を増やすことでインセンティブがつくため、しっかりと稼ぎたい方に向いています。求人件数も豊富なので、採用されやすい職種でもあります。勤務後もスケジュールを自分で組めるような企業であれば、子どもの時間に合わせやすい、福利厚生もしっかりしているところが多い、などメリットがいっぱいです。
ただ、やはり営業はできない、自信がないという方も多いですね。また契約を取れなければ基本給自体はあまり高くないことから、交渉力なども必要になります。
介護職
給与面では低いと考えられていますが、様々な雇用タイプがあるので働き方を合わせられるメリットが大きい職種でしょう。介護職といえば介護福祉士がまず思いつきます。介護福祉士は、高齢者の介護、ご家族への介護の指導などが主な仕事内容になります。国家資格ですから、長期にわたって勤務したい方にも適した職種でしょう。3年以上の実務経験で、実務者研修を受講、国家試験を受けて資格取得できます。
体力的に介護福祉士が難しいと感じる方は、介護事務の資格を取得してもよいでしょう。介護サービスに関連した施設で、電話応対から手続き、介護報酬請求業務などを行います。資格試験自体は難易度があまり高く、資格の種類もいくつかあります。無資格でも就けないわけではないのですが、長期的なスパンで考えるなら取っておいたほうがよい資格です。
医療事務
もともと女性に人気の高い職種です。また調剤薬局事務も同様に人気があります。いずれも休日がきちんと決まっている、勤務時間に変動が少ないなど子どもがいてもスケジュールの調整をしやすい仕事といえるでしょう。ただ資格を取ったのになかなか採用が決まらないこともあります。資格試験を受けるための勉強期間はあまり長くなくても、長期で仕事を探すことになるかもしれません。現在仕事をしているならそれを続けながら、医療事務へシフトしていく方法のほうがよいでしょう。
もちろんその他の職種や業種でも、自分のスケジュールに合わせられるなら、シングルマザーや子持ちの方にとっては働きやすい環境になるでしょう。
シングルマザーに人気の仕事に転職できる?
シングルマザーに人気の高い仕事に転職できるのか、難しくないのかなど気になる点はありますね。人気が高いということは、応募者もそれだけ多くなるので転職がスムーズにいかない可能性が出てきます。他の応募者との差をどこでつけられるのかが、重要な点になるでしょう。
資格が必須ではない職種でも、自分が進みたいと思っているなら、取得しておいて損はありません。ただ資格取得に高額な費用が必要なら、簡単に取得するかどうかはお金の面でのバランスをみるようにしましょう。
人気の仕事に応募数が多いのは、どんな年齢や経歴の方でも同じことです。自分のどの部分をアピールし、転職へとつなげるのかはきちんと考えておくべきところでしょう。
子持ちで利用しやすい転職エージェントは?
おすすめの転職エージェントは年齢や経歴によっても変わってきますが、女性のためのエージェントならやはり登録しやすいですね。アドバイザーも子どもがいることを考慮して案件紹介してくれます。また、エージェントを活用すると社風が事前にわかりやすく、子持ちでも勤務しやすい環境なのかを就業前に知ることも可能です。
@type転職エージェント
女性の転職特集などもサイトで組まれていますし、女性のための転職相談もあります。また女性への案件紹介にも積極的なエージェントです。関連サイトに女の転職@typeもありますから、同時に利用するとよいでしょう。
リクナビNEXT
最大手エージェントなので、その分案件数は豊富です。男性向けの転職エージェントと思われがちですが、女性向けの案件もたくさん保有しています。ただ正社員としての募集が中心ですから、派遣での求人を探したいなら別のエージェントを選びましょう。
マイナビ WomanWill
マイナビエージェントの運営による女性のための求人、転職エージェントです。専任のキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれるので、初めて転職活動をする方も安心でしょう。女性の需要が高い業種、女性のサポートがしっかりしている企業などの案件も豊富で、アドバイザーに相談しながら転職活動ができます。
シングルマザーが稼げる仕事は?
住んでいる地域やどれくらいの時間勤務できるのかによって、シングルマザーの方が「稼げる」と感じる仕事は異なるでしょう。一般的に高収入と考えられる職種を見て、これからチャレンジする価値はあるのかをきちんと調べておく必要があります。お給料が多いと考えられる職種をご紹介しましょう。
- 看護師
- 歯科衛生士
- 理学療法士
- 作業療法士
- 行政書士
- 社会保険労務士
- 宅建士
- 第二種電気工事士
などは需要も多く、転職しやすさや給与面での高さも確実と考えられます。ただしやはり資格が必要なものですから、取得は検討したほうがよいでしょう。
シングルマザーが取りたい資格は?
やはり国家資格のほうが転職に有利に働いたり、収入に直結したりとメリットは大きいです。ただし、その分試験の難しさが伴います。資格取得に時間や費用をかけられるなら、看護師や歯科衛生士などでしょう。他にも理学療法士、作業療法士なども転職しやすくなる資格となります。
ただ公的資格や民間の資格を取っても無駄なのかというと、そんなことはありません。医療事務、調剤薬局事務、ケアマネジャー、宅建(宅地建物取引士)、簿記などもシングルマザーの方が転職を有利に進められる可能性が高い資格です。
気を付けておきたいのは、シングルマザーの方はご自宅からあまり離れていないところで仕事をするケースが多くなる点でしょう。そのためお住まいの地域で希望職種の求人はあるのかなどを、資格を取る前から知っておく必要があります。
35歳シングルマザー~転職してずっと続けられる仕事を見つけた体験談
「35歳が近づいてきたとき、今の仕事のままでいいのかと不安になりました。小規模な企業の事務をしていましたが、特に資格を持っているわけでもありません。少し以前は取得のための勉強しようかと思っていたのですが、費用や時間のこと、子どももまだまだ小さいので手がかかることから、先延ばしにしてきたのです。
転職しようと決意したのですが、どこから手をつけてよいのかわかりませんでした。とりあえずお給料の相場やどんな求人があって自分にもできるのかを確かめるために、転職エージェントに登録してみました。
転職エージェントでは年齢のこと、シングルマザーであることなどを面談で指摘されました。30代の半ばを過ぎると、経験をセールスポイントにする必要があります。全く違う職種に変えようかと悩んでいたのですが、結局事務の経験を活かせる転職先を紹介していただくことになりました。
事務で数社受けたのですが、なかなか内定はもらえません。あるとき担当アドバイザーの方に、事務だけでなく営業も入る仕事がある、ただサポートが中心なのでチャレンジしてみては?といわれた案件に応募しました。営業があっても残業はないので、子どもへの影響が少ない点も気に入ったからです。面接もスムーズに終わり、内定をいただきました。うれしかったものの、営業という点に少し不安が残っていたのです。
入社後は、チームリーダーの方が中心に営業に回っているので、それを補佐する仕事がほとんどでした。しかしリーダーの営業に同行する機会が増えるうちに、その仕事に大変魅力を感じるようになったのです。お客様のところへ出向き、ベストのソリューションを提案する、それに伴う商品説明など仕事内容も自分の力を試せるものが多いと感じたからです。リーダーにも営業に向いているとお墨付きをもらうほどになり、いつしか一人でも営業に出るようになっていました。
ずっと事務をしていただけなら気づけなかったような、人との結びつきや信頼関係が築ける環境に身を置き、成長やキャリアという点を自分でしっかり見つめなおすようになりました。この職場ならずっと働いていきたいと強く思っています。」
子持ちなら転職のタイミングはいつ?
子どもがいるなら、転職のタイミングをいつにするのか、難しさが伴いますね。正社員で働いていた、結婚や出産を機にパートになった方も多いでしょう。パートから正社員へと戻りたいと思ってもどのタイミングがよいのか、子どもが小さければ早退や欠勤のことも頭をよぎります。正社員は諦めるべきなのかもしれない、でも年齢的なリミットもあると葛藤しているママさんは少なくないでしょう。
子どもの年齢、預けられるところがある環境、自分のキャリアや資格などを総合的に考えることが大切です。とはいっても、簡単に転職先が見つかる可能性は低いので、正社員として働きたい気持ちが少しでもあるなら、行動に移すべきでしょう。また正社員だけにこだわるのではなく、フルタイムのパート、派遣、紹介予定派遣なども候補に挙げてもよいかもしれません。多様な希望に対応可能な転職エージェントもありますので、登録して転職先を探してみるとよいでしょう。
ワーキングマザーの求人数は少ない?
ワーキングマザーの求人数というよりも、条件に合う求人が見つかりにくいという状況はあるでしょう。それは通勤にかけられる時間、子どもを預けられる環境など、譲れない条件があるからです。案件探しは長期戦で行わないといけない可能性もあります。そのため、パートなどから正社員になりたい、転職したいというときには、すぐに就活や転職活動をスタートしたほうがよいでしょう。
求人サイト、転職エージェント、ハローワークなどの公的な機関も利用して、できるだけ多くの案件情報を収集しましょう。
子持ちで公務員へ転職するのは?
公務員試験は25歳での挑戦でも高齢といわれてしまう現状があります。ただし35歳以上でも一般枠で受験可能な市役所もあります。とはいってもライバルは現役大学生ですし、教養や専門試験での一時試験は大学卒業後の期間が長いほど不利になるでしょう。社会人経験があるなら、民間経験者枠を狙う方法もあります。職務経験が5年ほど必要ですし、30代でも対応している自治体も少なくありません。
子持ちだと簡単ではないかもしれませんが、試験を受けるなら学習時間をしっかり確保することが肝心です。ただ採用された暁には、いうまでもなく安定していますし、休日や休暇などの待遇、給与など子どもがいる方にとって大変整った働く環境ともいえます。
地域別シングルマザーの転職
東京
子育て中の方やシングルマザー歓迎の求人案件数もやはり他の地域に比べて豊富です。業種や職種も選べます。女性ならではのエステ、女性ドライバー、不動産営業などシングルマザーの方も転職してみたい、働きやすそうと感じる職種も豊富です。
名古屋
シングルマザーや子どもがいる方が安心して働きたい、地元企業を探したいならエージェントの利用をおすすめします。名古屋など愛知県にはマザーズハローワークも5か所ほどあるので、利用してみてはいかがでしょうか。
大阪
飲食業、旅行業などに人気が高い地域です。ただ人気が集中している業種以外にも求人の種類は豊富なので、条件に合った案件も見つかりやすいでしょう。サイトだけでなくエージェントも利用すると、相談しながら仕事を探せるメリットがあります。
福岡
大手求人情報サイト、転職エージェントなどを活用しましょう。建設、製造、医療、介護、飲食などの案件が豊富な地域です。地域密着型のサイトや、ハローワークなどの利用もたくさんの案件情報を集めるためにはおすすめです。
子持ちの男性~転職に難しさは?
既婚の男性、子持ちの男性は転職するタイミングも悩みどころが大きいですね。家族への責任を考えると簡単に転職するわけにはいかないというのが現状でしょう。まず転職にも様々な理由や目指すところがあります。経験を売りにする、全く異業種や別の職種へのチャレンジ、キャリアを構築するため、成長のためなどがあります。
転職には必ず家族の協力が必要になります。なぜ転職したいのか説明して納得してもらわないと活動はできません。またいきなり退職してしまうわけにもいきませんから、仕事をしながら転職活動をする難しさも伴います。
ただし今は終身雇用にこだわる時代ではなくなっているのです。現在の環境を見つめなおした結果が転職であれば、それに従った行動を取るべきでしょう。転職サイトでの検索やエージェントへの登録、情報収集、自分の市場価値の調査などすぐにでもスタートできることはたくさんあります。これからのキャリアをじっくり考えてみましょう。
まとめ
シングルマザーや子持ちの方の転職は、簡単ではないかもしれません。安定した収入を得たい、キャリアをストップしたくない、子どもと共に暮らす環境を整えたいなどの理由で正社員を目指すなら、上手に転職活動を進める必要があります。
職種や業種を決めること、必要な資格などは取得するかどうか、転職エージェントや転職サイトの活用など計画的に進めれば、厳しさはあっても必ず道は開けるはずです。エージェントや公的機関では、転職にまつわるセミナーや面談など活動に必要な情報を収集できるようになっているところが多いのでぜひ利用しましょう。