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名古屋第一赤十字病院の評判~給料・年収・日勤・夜勤なし・ブランクは?

 2018/09/13 名古屋の看護師転職   2,028 Views

名古屋第一赤十字病院は、「人道・博愛・奉仕」という赤十字の精神を根本にして医療サービスに取り組んでいる病院です。急性期や回復期、慢性期の医療だけではなく、在宅ケアによって地域医療や福祉との連携にも力を入れています。

看護師は、病院で取り組んでいる高度な医療においても看護実践を行う役割を担っており、質の高い教育に取り組んでいることが知られています。スキルを高めたいと考えている看護師からとても注目されています。

ここでは、名古屋第一赤十字病院の評判から、その特徴についてみていきたいと思います。

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名古屋第一赤十字病院とは

名古屋第一赤十字病院は、1937年4月に日本赤十字社愛知支部名古屋病院として開設し、それ以来80年以上もの間、赤十字の「人道・博愛・奉仕」の精神で医療に取り組み、地域福祉への貢献や地域医療の発展に尽くしてきた病院です。

急性期医療や高度な医療の提供だけではなく、災害救護活動にも参加するなど、幅広い取り組みを行っています。

詳細情報

【病院の特徴】
名古屋第一赤十字病院は、日本医療機能評価機構から病院機能評価を受けています。何よりも患者さんを中心に考え、痛みを分かち合って一日も早く健康的な生活を送ることができるように取り組んでいます。

また「地域医療支援病院」「地域がん診療連携拠点病院」として、高度な医療への取り組みのなかで、地域の中核病院として役割を担っています。2018年には手術支援ロボット「ダヴィンチ」を導入し、消化管手術が開始されています。

【病床数】
852床
入院患者数:280,341件、外来患者数:404,379件、全手術件数:8,140件(平成28年度実績)

【診療科目】
腎臓内科、内分泌内科、血液内科、総合診療科、神経内科、脳卒中科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、小児科、放射線科、一般消化器外科、乳腺・内分泌外科、血管外科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科、整形外科、皮膚科、脳神経外科、形成外科、泌尿器科、女性泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科

【設置されている診療センターや部門】
輸血部、病理部、検査部、救急部、集中治療部、麻酔科、緩和ケア科、化学療法内科、リハビリテーション部、放射線部、看護部、健診部、薬剤部、臨床研究・治験支援センター など

採用条件など

名古屋第一赤十字病院は、新卒の看護師だけではなく、随時中途採用も行っています。定期的に看護師の採用を行っていますので、気になる人は病院公式サイトの募集要項を見るようにしておきましょう。

看護師の募集内容は以下の通りです。

【勤務時間】
◎2交代制
日勤A:8:30~17:10
日勤B:8:30~17:45
夜勤:16:30~9:00
※原則2交代制(実働週38時間45分)
※夜勤月4回程度

【給与】
4年生卒:基本給:242,420円、主要手当:52,170円、合計:294,590円
3年生卒:基本給:235,980円、主要手当:51,193円、合計:287,173円
※基本給は、本棒+地域手当(本棒の15%)で構成されています
※主要手当は、夜勤業務手当4回分、時間外手当(8時間分)で計算しています

賞与:年2回 年間4.40月分(平成29年度実績)
昇給:年1回(4月1日)
その他:通勤手当(月額55,000円まで)、住居手当(最高月額28,500円)、特殊勤手当、扶養手当、当直手当 など

【休日】
4週8休+土曜日・日曜日・祝日に相当する日数、創立記念日
有給休暇:あり
その他:夏季休暇、忌引き、永年勤続休暇、その他規定による

【福利厚生】
看護師寮:病院外に9棟あり。完全個室(オートロック、エアコン、バス、トイレあり)。
育児支援:院内保育所あり。
※病児保育、夜間保育あり
その他:職員旅行、文化祭、ボーリング大会 など

名古屋第一赤十字病院の内部情報

看護師の業務について

名古屋第一赤十字病院は、がん治療や周産期医療など、高度な医療に取り組むなかで、地域医療にも貢献し、さらに災害救護などの人道支援にも取り組んでいます。それら幅広い医療サービスを支えているのは、看護師であることは間違いありません。

幅広い看護業務を経験し、スキルを高めたいという人が多く働いている病院です。看護師の業務は幅広い知識や技術を求められますので、独自の教育システムによって看護師のスキルアップを支えています。

導入されているキャリア開発ラダーでは、5段階のレベルを自分自身のスキルや経験に応じて一つずつ学んでいくことができます。またレベルを上げていくなかで、管理者や教員としてのスキルを身に付けることができるだけではなく、災害救護などの国際活動要因としてのスキルを高めることもできます。災害派遣を希望している看護師からは注目されているプログラムです。

また新卒1年目の看護師であれば、2~3年は基礎的な看護技術や知識を身に付けることが求められます。新人看護師には教育係である先輩看護師がプリセプターとして、業務全般をOJTによって指導する体制になっています。新人時代の不安時期を先輩看護師と一緒に業務ができますから、早く確実に覚えることが可能です。

残業、休み、有給消化など

名古屋第一赤十字病院は、1日の入院患者数が750人を超え、外来患者数は1日に1000人を超える病院です。高度な医療に取り組んでいますので、求めておられる患者さんは年々多くなっています。

医療サービスを支えているのは看護師であることは間違いなく、常に忙しく看護業務を行っています。病棟で看護業務を行っていると、息つく暇もないほどに業務に追われていることが日常的です。看護師の配置数はとても多いですが、それでも圧倒的な業務量に疲弊してしまう看護師も少なくありません。

そのため残業することも珍しくありません。むしろ勤務しているときには、常に残業がセットされているかのような部署も存在します。病棟によっては、2~3時間ほどの残業が常にあるところも多く、夜勤明けでも残業している風景を見かけます。しかし病棟ではできる限り早く退勤しようというムードを感じることができます。なにもダラダラと業務をしているわけではありません。

また教育システムによって各種勉強会や研修会が設定されていますが、これらは時間外で行われることになっていますので、看護師の負担となってしまうこともあります。時間外ですので参加は希望者のみとなっているのですが、それでもスキルアップのためには参加しなければならず、休みを利用して参加する看護師もいます。

希望休は取得することができますが、1年目の看護師の場合、取得しにくい雰囲気のなる病棟もあるようです。

また残業については、すべて認められるわけではなく、必要な時間と判断されてしまった場合には残業代が支給されないこともあるようです。

人間関係はいいの?

名古屋第一赤十字病院は、部署にもよりますが、全体的に人間関係は良好であるといえます。何より教育システムがしっかりと構築されており、常にステップアップやスキルアップを目指している看護師が多くいることから、コミュニケーションがスムーズです。

もちろん人にもよりますが、丁寧な看護師が多いのは確かです。ただ看護実践については、厳しく指導されることもありますので、自分自身が学んでいこうとする姿勢が必要な職場であるといえます。

現場業務はかなり忙しく、常にバタバタしていますから、実際、看護業務で疲弊してしまう看護師も少なくありません。そのなかでどうしても仕事を続けることができずに、退職してしまう看護師も多いのが現状です。

看護師は一つの区切りとして、結婚や妊娠、出産の経験で退職してしまうことが多くあります。名古屋第一赤十字病院でもそれは例外ではなく、中堅レベルの看護師が少ないことが課題であるといえるでしょう。

その分、若手の看護師が多い印象で、教育指導に当たる看護師も若手が多いですから、新人看護師にとっては相談しやすい相手であるといえます。

名古屋第一赤十字病院の評判からみた転職するメリット・デメリット

転職するメリット

1、症例を多く学ぶことができる

名古屋第一赤十字病院は、幅広い医療をサービスとして提供しています。がん治療や周産期治療といった高度な医療に取り組んでいますし、ダヴィンチなどロボット技術も導入し、最新の医療にも取り組んでいます。また地域の拠点として、地域医療や福祉とも密接に連携を図っていますし、災害救護などの人道支援にも取り組んでいます。

そのようななかで看護師は、さまざまな症例や幅広い医療とかかわることができます。ほかの病院では絶対経験できないような、特殊な医療も学ぶことが可能です。

もちろんかかわるというだけではなく、それらを想定した教育を受けることができます。キャリア開発ラダーでは、高い看護実践が行えるように、かなりの年月をかけて少しずつ質の高い看護知識や技術を身に付けていきます。

特に災害救護については、赤十字病院特有の取り組みですので、将来的に災害派遣を希望している人が入職するということも少なくありません。高い志を持った看護師が多い職場であるといえるでしょう。

2、病院や病棟内はきれいで設備も整っている

名古屋第一赤十字病院は、 2010年に全面改装を行っており、その後も2013年にはバースセンター棟・緩和ケアセンターが竣工されるなど、設備をどんどんと新しいものへと更新しています。しかも病院は地下鉄から直通となっていますので、とても便利な立地であるともいえます。

現在でも病棟はかなりきれいで、名古屋にある病院のなかでもトップレベルであるといえるでしょう。とても明るく清潔感のある病院ですから、毎日気持ちよく働くことができます。

また最新設備もしっかりと整えられています。医療設備においては、ダヴィンチといった手術支援ロボットが導入されていますが、最新設備を用いた看護実践を行うことが可能です。

日々の業務のなかでは電子カルテが導入されていますので、記録を手書きで行う必要はなく、とても手軽で簡単です。

転職するデメリット

1、とても忙しく残業は当たり前

名古屋第一赤十字病院は、年間で外来患者数が40万人に達するほどで、入院患者数も1日平均で750名を超えています。高度な医療や先進医療、急性期、慢性期、回復期など幅広い看護業務を行わねばなりませんから、とても忙しくしています。

病棟にもよりますがおおむねどの病棟でも忙しく、 残業は少なくとも1時間~2時間程度は覚悟しておかねばなりません。なかには3時間~4時間となってしまうこともあるようです。日勤として出勤しているときにはもちろん残業がありますが、なかには夜勤明けでも居残りして残業している風景を見かけることができます。

また教育システムがしっかりとしていることが看護師の負担となることもあり、勉強会や研修会、委員会活動によって帰宅が遅くなってしまうということもあります。これらの取り組みは時間外に行われていますので、スキルを高めるためには自分の時間を切り崩していかねばなりません。休みの日と重なってしまった看護師は、休日にもかかわらず勉強会に参加するためだけに出勤する人もいます。

さらに勉強会が終わったあとに、また病棟に戻って残業するということもあります。どうしても業務量が多くありますから、仕方のないことかもしれません。

そのような状況ですから、いつまでも続ける自信がないという看護師が少なくありません。結婚や妊娠、出産を機に退職してしまう看護師が多いようです。

2、残業が認められないことが多い

名古屋第一赤十字病院では、とても多くの業務量ですから、なかなか時間内に業務を済ませて退勤するということができません。多くの看護師が退職してしまうなかで、足りない看護師の穴埋めもしなければなりませんから、どうしても残業しなければならないのです。

残業量は先ほど申しました通り、多い日には3時間ほどになってしまうことがあり、残業自体は日常的になっています。しかし残業代については上司に決済をもらう必要があり、認められない業務であれば残業代が発生しないという事態になることもあります。

病院といえども営利団体ですから、余分な人件費は削減していかねばどんどん病院の利益が少なくなってしまいます。特に看護師長や看護部長レベルの人は、病院の方針として無駄を削減するように指導されていますから、なんでもかんでも残業を認めるわけにはいかないのです。

もちろん不条理に削減されるわけではありません。きちんと必要な業務については認められ、残業代が支給されます。

まとめ

名古屋第一赤十字病院で看護師として働きたい人のために、評判など詳細をお伝えしました。

名古屋第一赤十字病院は、「人道・博愛・奉仕」の精神で地域のために医療に取り組んできました。そのなかで高度な医療や先進医療にも取り組み、がん治療や周産期医療には定評があります。手術支援ロボット「ダヴィンチ」は2018年から導入されています。

そのようななかで看護師の役割は高く、人材育成のために質の高い人材教育に取り組んでいます。高いスキルを得ることができるとして、入職を希望する志の高い看護師が増えています。

さらに名古屋第一赤十字病院の内部情報を知りたい人であれば、看護師転職サイトに登録することをオススメします。担当コンサルタントが内部情報をしっかりと掴んでいますので、細かな人間関係や上司の性格などを知ることができます。

オススメの看護師転職サイトはこちらからご覧ください。

参考:名古屋第一赤十字病院 公式サイト

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