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市立豊中病院の評判~給料・年収・日勤・夜勤なし・ブランクは?

 2018/09/07 大阪の看護師転職   2,590 Views

市立豊中病院は、豊中市の地域医療において中核病院であるといえ、近隣住民に親しまれている病院です。また地域のがん診療連携拠点としても指定されており、先進的な医療にも取り組んでいます。年間の手術件数は5000件を超え、近年では手術支援ロボット「ダヴィンチ」も導入しています。

患者さんの満足度に取り組んでおり、高い評価を得ている病院でもあります。

そのような取り組みのなかで、看護現場では心温まるケアをモットーとして業務を行い、知識と技術向上のために看護人材の育成に力を入れています。それが話題となり、注目している看護師も少なくありません。

ここでは、市立豊中病院の評判から、その特徴についてみていきたいと思います。

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市立豊中病院とは

市立豊中病院は、大阪府豊中市にある病院で、大阪モノレール柴原駅で降りてすぐにある便利な病院です。そのため豊中市の住民だけではなく、近隣からも受診に訪れている人が多くおられます。

豊中地域において中核病院の役割を担っており、地域医療や福祉とも密接に連携を図りながら運営しています。またがん治療や周産期医療にも力を入れており、手術支援ロボットである「ダヴィンチ」を導入するなど、最新設備も整っています。

詳細情報

【病院の特徴】
市立豊中病院は開設が1944年と古く、2018年現在で70年以上もの実績を持っている病院です。日本医療機能評価機構より病院機能評価も受けています。

また2010年には大阪府より「地域医療支援病院」の承認を受けており、豊中市地域の中核病院として役割を担います。さらに厚生労働省より「地域がん診療連携拠点病院」として指定を受け、がん診療に対する診療体制を整え、看護師が行うがん看護教育にも積極的に取り組んでいます。

患者さんからの満足度が高く、2017年度の実績においては、外来において94.7%、入院においては96.8%の方から「満足」「やや満足」との回答を得られています。その評価を支えているのが看護師で、高い教育システムに支えられた評価であるといえます。

【病床数】
613床
1日当たり通院患者数:1,199.4、1日当たり入院患者数:519.5、年間手術件数:5517人
※2016年度実績

【診療科目】
内科( 糖尿病センター )、神経内科( 脳卒中センター )、消化器内科、循環器内科、精神科、小児科、外科、消化器外科、整形外科、脳神経外科( 脳卒中センター )、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科( 産科病棟 )、眼科、耳鼻いんこう科、リハビリテーション科、放射線診断科、放射線治療科、病理診断科、救急科、歯科・歯科口腔外科、麻酔科、禁煙外来、助産師外来、緩和ケア外来、フットケア外来、心臓リハビリテーション外来、セカンドオピニオン外来、リンパ浮腫外来、もの忘れ看護相談外来、ストーマ外来

【設置されている診療センターや部門】
地域医療室、緩和ケアセンター、がん相談支援センター、化学療法センター、健診センター、放射線部、臨床検査部、手術部、リハビリテーション部、集中治療部、人工透析部、内視鏡部、臨床工学部、栄養管理部 など

採用条件など

市立豊中病院は、新卒の看護師だけではなく、随時中途採用も行っています。定期的に看護師の採用を行っていますので、気になる人は病院公式サイトの募集要項を見るようにしておきましょう。

看護師の募集内容は以下の通りです。

【勤務時間】
3交代制もしくは変則2 交代制
※1週間あたり38時間45分

【給与】
4年生卒:基本給:231,616円、主要手当:65,000円、合計:296,616円
3年生卒:基本給:223,664円、主要手当:65,000円、合計:288,664円
2年生卒:基本給:215,824円、主要手当:65,000円、合計:280,824円
※主要手当は初年度の目安

賞与:年2回
昇給:年1回
その他:夜勤手当(1回3900円~8200円)、時間外手当(1時間当たり給与額の125%~150%)、夜間勤務手当(1時間当たり給与額の25%)、住宅手当(上限30,000円)、家族手当、職務手当、通勤手当(上限55,000円)

【休日】
4週8休制
有休休暇:20日
その他:結婚休暇(7日)、夏季休暇(6日)、出産休暇(産前8週、産後8週)、服喪休暇、療養休暇、ドナー休暇、長期在職休暇、ボランティア休暇、看護休暇、介護休暇、育児休業(子どもが満 3 歳になるまで取得可) など

【福利厚生】
育児支援:院内保育施設あり(おひさま保育園)※7時30分から19時30分まで
※月・水・金曜日は翌朝の午前7時30分まで利用可能

市立豊中病院の内部情報

看護師の業務について

市立豊中病院は、地域の中核病院として地域医療や福祉のなかで役割を担うだけではなく、がん診療や周産期医療などにおいて先進的な医療を取り入れ提供しています。その取り組みのなかで看護師は、高い知識や技術を要求されることになりますので、人材育成に力を入れています。

看護師教育においては、もともとプリセプターシップを導入しており高い評価を得てきました。しかし2003年からはさらにベテラン看護師を「匠ナース」と呼んで、基礎的な看護技術の指導に当たっています。

従来、新卒1年目の看護師はプリセプター看護師によって、現場業務をOJTによって覚えることができていましたが、さらに高い技術や知識をベテラン看護師の支援によって得ることができるようになりました。

この体制が出来上がってからは、新人看護師の技術や知識の習得が早くなったのは明白で、新卒看護師の離職率が大幅に減少しています。これは今まで不安ななかで業務に当たっていた新卒看護師が匠ナースによって、安心して業務に就けるようになったためであると考えられます。

もちろん匠ナースの指導は厳しいですが、厳しさのなかに優しさを感じることができます。「育てていこう」とする雰囲気を感じることができますので、高い志を持った看護師はどんどんスキルアップしています。

残業、休み、有給消化など

市立豊中病院は豊中市の医療を担う中核病院で、 1日当たりの通院患者数は1000人を超え、1日当たりの入院患者数は500人を超えます。さらに年間手術件数は5000人を超えており(2016年度実績)、病院が進める医療を支える看護師はとても忙しい業務となっています。

病棟での看護師の業務は、部署にもよりますが残業が当たり前となっており、毎日1~3時間程度となることが珍しくありません。また日勤だけではなく、どの勤務形態においても残業しなければならないことがあり、ときには夜勤明けであっても残業している看護師がいます。

看護師の募集は定期的に行われており、新卒看護師も多く採用されていますが、それでも充足されているとはいえません。そのためどうしても配置されている看護師が穴埋めしなければならないのです。

ただしダラダラと業務しているわけではなく、看護師全体で早く業務を終わらせようと力を合わせて働いている雰囲気が伝わります。病棟の人間関係は全体的に良好ですので、相談しあいながら業務を進めているのです。

勤務形態は3交代もしくは変則2交代となっています。変則2交代の場合、夜勤明けは0.5日分の公休を取得した計算となります。そのため夜勤が多くなってしまった月は、公休が少なくなってしまったと感じてしまいます。

そのようななかですが、有給休暇の取得については進んでいないようで、多くの看護師は次年度に繰り越している状況です。とにかく忙しい病院ですから、看護師はつねに忙しくしており、休みが足りないと疲弊している看護師も少なくありません。

しかし勉強会や研修会は時間内に行われるようになっており、教育システムを受けやすいようには配慮されているといえます。

人間関係はいいの?

市立豊中病院の教育システムを見てみると、現場教育はプリセプター看護師だけが行うだけではなく、 匠ナースと呼ばれるベテラン看護師も指導係として当たっています。そのような体制が取られてからは特に新人看護師を育てていこうとする雰囲気を感じることができます。

そのため特に新卒1年目の看護師にとっては過ごしやすい病院であるといえます。現場によっても多少は異なりますが、病院全体で人間関係は良好であるといえるでしょう。特にベテラン看護師は、優しく接してくれると評判です。

そのため新人看護師は業務において分からないことがあったり、不安なことがあった場合に相談しやすく、新卒の1年目で退職してしまう看護師の人数はかなり減っています。

福利厚生が整っていますので、ママ看護師が時短勤務によって業務に当たっている人がいますが、病棟内では優先して利用できているようです。

市立豊中病院の評判からみた転職するメリット・デメリット

転職するメリット

1、プリセプターと匠ナースの手厚い教育により確実にスキルを高められる

市立豊中病院は、特に新卒看護師から人気のある病院で、選ばれる理由として教育体制がしっかりしているということが挙げられます。独自のクリニカルラダー制度が導入されています。

就職後には集合研修からスタートし、現場においてはプリセプター看護師と匠ナースと呼ばれるベテラン看護師によって、現場のルーティン業務から専門的な医療までカバーしています。 不安な1年目を手厚い教育を受けることができますから、安心して業務に付けることができるとして話題になっています。

また勉強会や研修会、委員会活動にも積極的に力を入れており、毎月1~2回は用意されています。

2年目以降においても計画的に研修を受講することができるようになっており、3年目くらいにはプリセプターに、4~5年程度であれば指導者に、それ以降はさらに専門性を高めていくことが可能です。4つあるステップをのぼっていくことで、着実にスキルを高めていくことができるのです。

2、病院全体で人間関係が良好である

市立豊中病院は、教育制度が新しくなってからは人間関係が良好になったと評判になっています。

それまでの教育制度では、プリセプター担当の看護師が新人看護師の教育について、責任をもって当たっていました。

プリセプター制度では、新人看護師が確実にルーティン業務を覚えることができるメリットがあります。しかし新人看護師が偏った知識を得てしまうことになる可能性があり、また一人のプリセプターに負担が大きくのしかかってしまいます。

現在はこのプリセプター制度だけでなく、先輩看護師が匠ナースとしてプリセプターの負担を軽減しながら、新人看護師に対して幅広い知識を取得できるように努めています。

この教育制度になってからは、ベテラン看護師、中堅看護師、新人看護師すべてにおいてコミュニケーションがスムーズとなり、病棟全体で看護師同士の仲が良くなりました。お互いに相談しあえる雰囲気があり、特に新人看護師を育てていこうとする雰囲気が強く感じられるのです。

転職するデメリット

1、変則2交代のため夜勤をすればするほど休みが減る

市立豊中病院は 、3交代もしくは変則2交代の勤務形態となっています。変則2交代での勤務の場合、夜勤明けにおいても0.5日分の休日と換算されるような仕組みになっています。

仮に月に4回の夜勤に入った場合、すでに2日分の休日を取得してしまったことになり、残りは6日分の休みだけということになります。そのような状況であれば、どうしても公休が少ないと感じてしまい、実際、看護師のなかには不満に思っている人も少なくありません。

かなり忙しい病院で残業も多くあります。そのようななかで休日が少なく感じられるというのは精神的な負担を感じながらの業務になるでしょう。

また有給休暇の取得については進んでおらず、次年度に繰り越している人がほとんどです。休日の取り組みについては、課題のある病院であるといえるでしょう。

2、保育所はあるが定員が少なく入りにくい

市立豊中病院では、福利厚生として院内保育施設が用意されています。曜日にはよりますが夜間の利用も可能となっています。

しかし定員が少ないのが難点で、実際利用できずにいる看護師もいます。そのためママ看護師が就職を希望する場合には、保育施設の利用が可能かどうか確認しておく必要があります。

まとめ

市立豊中病院で看護師として働きたい人のために、評判など詳細をお伝えしました。

市立豊中病院は、豊中市にある病院で地域の医療や福祉と密接にかかわりながら中核病院としての役割を担っています。がん医療や周産期医療に力を入れており、手術支援ロボットであるダヴィンチなど最新設備も整えています。高度な医療のなかで推進する教育システムには、就職を希望する看護師から注目されています。

さらに市立豊中病院の内部情報を知りたい人であれば、看護師転職サイトに登録することをオススメします。担当コンサルタントが内部情報をしっかりと掴んでいますので、細かな人間関係や上司の性格などを知ることができます。

オススメの看護師転職サイトはこちらからご覧ください。

参考:市立豊中病院 公式サイト

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