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薬剤師が後悔しない転職を実現するために 絶対に失敗しない転職の方法を解説

薬剤師転職   984 Views

薬剤師の転職市場での価値は非常に高く、超売り手市場であると言えます。しかし転職して短期間で後悔する薬剤師や何度も転職を繰り返す薬剤師が存在することも事実です。

後悔のない転職をしないように、薬剤師が絶対に失敗しない転職活動のポイントや方法を紹介します。

なぜ薬剤師が転職に失敗するのか?その具体的な要因

まず、「案件が多いにも関わらず」「納得して決断したにも関わらず」なぜ薬剤師が転職に失敗するのか、その具体的な理由を紹介します。

選考時など、入る前に聞いていた話と入った後の話が違う

面接時に説明された給与や職場環境、人間関係に関する話などが、入ってみると実情と全く異なっていた、というケースはよく聞きます。

例えば、「〇〇万円の月額給は保証すると聞いていたのに残業や休日出勤などをしないとその金額が支給されなかった」「残業は10時間程度と聞いていたのに30時間、40時間は当たり前だった」「定着率が高いと聞いていたのに在籍年数が浅いスタッフばかりだった」といった点です。強い不信感を抱くでしょう。

キャリアチェンジしたものの合わなかった

スキルの幅を広げるため、またキャリアアップを目指して別の業態(病院から企業、調剤薬局からドラッグストアなど)に転職したものの前職の方が自分の方に向いていた、もしくはついていけない、と感じてしまうケースです。

転職先が同じ医療業界であり薬剤師資格を活かせる業務であったとしても、別の業態では職種は未経験となりますので、実際に勤務すると「合わない」と感じる可能性は充分にあります。

タイミングが合わなくて入職できなかった

応募者が希望する入職時期と企業が希望する入職時期が合致せずに選考が見送りになる、というケースです。待遇や仕事内容が希望通りで面接官との相性が良い場合でも、応募先が希望する時期に入職できないと見送りになってしまうことはあります。

中途採用は「すぐに勤務して欲しいから」募集を行っているのです。入職可能時期は選考の大きな要素です。

相談できる人が周りにいない

転職に関する悩みはなかなか人には相談しづらいことです。周りに相談せずに転職活動を行い客観的に判断することができず、結果的に誤った選択をしてしまうことがあります。

特に薬剤師の転職市場に関しては他の業界の方から理解が難しい上に転職慣れしている薬剤師も少ないでしょう。転職に関して相談できる方は少ないかもしれません。

薬剤師が転職を確実に成功させるために意識しなければいけないポイント

では、薬剤師が転職を成功に導くために、転職活動中に意識しなければポイントや確認事項を紹介します。

なぜ転職したいのか?その具体的な理由を常に考える

転職活動において「なぜ転職したいのか?」を具体的に説明できるかはとても大切です。現職に不満を感じて転職を考えている方は、「どこに不満がありどうすれば解消できるか?」を説明できるようにしてください。

具体的な不満を明確にしないと選考中に確認することができず、転職しても同様の不満を抱く可能性があります。

待遇のみで判断しない

高い給与額の提示があっても、また残業が少なく休みが多い企業から内定が出たとしても手放しで喜んで入社を決断してはいけません。

いくらお給料が良くてもとてもハードな環境かもしれませんし、休みや勤務時間が納得のいくものでもスキルアップできない環境、やりがいがないという環境かもしれません。

事前に職場を見る

自身の働く場所を見ることは重要です。どのような設備があるのか、働いている人の雰囲気はどうなのかなど、面接では確認できない重要な情報は実際に職場を見学させてもらってください。その職場がご自身に合わない可能性もありますので。

研修制度、サポート制度を確認する

未経験の分野へ転職する場合、未経験者に対してどのような研修やサポートが用意されているのかはしっかりと確認してください。

ネガティブな評価
未経験で入社してもOJTばかりで研修やサポートがなかったり、周りのフォローがなかったり、という環境であれば短期間で活躍することは難しいでしょう。

薬剤師が転職に失敗しないために避けなければいけないこと

薬剤師が転職に失敗しないために避けなければいけないことを説明します。いずれも転職活動においてつい行ってしまいそうなことばかりです。ご注意ください。

「薬剤師は売り手市場」と過信をしない

薬剤師の転職市場における価値が高いことは事実ですが過信は禁物です。現職に何らかの不満を感じて「募集先は多いから」と転職を繰り返すとどんどん希望の職場へ転職できる可能性が低くなっていきます。

年齢も上がっていきますし「こらえ性がない」と選考で評価されるからです。「次が最後の転職」という気持ちで活動に取り組んでください。

次が決まってから退職する

転職活動はできる限り就業しながら行ってください。

「現職が多忙で転職活動に費やす時間がないから」「どうしても我慢できないから」という理由でまず退職をして転職活動を行う方がいらっしゃいますが、ブランクができると選考に不利になりますし(計画性がない、という印象を受ける)、もし離職期間が長引くと焦って不本意な転職をする可能性があります。

現職への相談は絶対にNG

転職に関する相談は現職に在籍している人には絶対にしないでください。いくら注意しても話が漏れてしまうことがありますし、話が漏れるとどのように話が伝わるかわかりません。

上層部に伝われば現職内での評価が下がることになり、引き留めに合うこともあります。

薬剤師が転職を成功させる方法

では、薬剤師が転職活動を成功させるための具体的な方法を説明します。下記の方法をいずれも行うことができれば希望の職場に転職できる確率を上げることができるでしょう。

転職エージェントを利用する

転職エージェントは転職市場を熟知していますし、よりよい転職を行うためのノウハウを有しています。さらに応募先との間に入って応募者が直接やりにくい交渉事も行ってくれます。転職活動のツールとして上手く利用してください。

複数の案件に応募する

転職活動は複数の案件に応募してはいけない、というルールはありません。むしろ積極的に応募することをおすすめします。

環境や待遇、仕事内容を比較できるので判断するための材料となること、さらに「一件応募してその応募先へ」よりも「複数案件に応募してその中から選択して」のほうが納得のいく、後悔の少ない転職活動になるからです。

条件は書面で確認する

面接で待遇面やポジション(役職)、仕事内容、勤務時間や休日などの説明があるかもしれませんが、内定に至った際にはこれらの項目を書面で確認をしてください。

口頭での約束は100%信用できるものではなく、「言った、言わない」で揉める可能性もあります。そのようなリスクは回避しましょう。

まとめ

薬剤師が転職したいという理由は様々ですが、ポジティブではなくネガティブな理由(人間関係や待遇改善、環境改善など)で転職を考える方のほうが多いかもしれません。

しかし、どの職場でもそのようなリスクがあることは忘れてはいけません。慎重に転職活動を行ってください。

薬剤師の転職市場の価値が高いのは事実ですが、選択肢が多いからといって安易に転職先を決めたりはせずに、しっかりと情報収集を行い、納得した上で最終的な決断しましょう。

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